新年あけましておめでとうございます。と、2016年と言うのに慣れた頃にまた新しい年が始まってしまいました。私から言えることは、皆様、決して新年の目標なんか立てるのはやめましょうね。新年3日目で慌て始め、7日目で半ば諦め、10日目には目標を立てたことすら忘れるのが人間ですから。やるだけ無駄なことは、しないほうが時間が有効に使えますよ。
アーバンギャルドは1月4日に約4年半ぶりのNewシングル『あくまで悪魔』をリリースいたします! おめでたいですね。このリリース日に決まった瞬間に「年末年始も休みなんてないからな」と宣告された気分になりましたが、我々のような職業は365日24時間体制のお仕事ですから、永続的に盗聴・盗撮され続けているようなものですよね、A○KAさん。
話を戻しますが、『あくまで悪魔』。皆様の中の悪を目覚めさせる凶悪サウンド、絶対に離れないんだからぁ! というメンヘラ彼女のように耳に居残るメロディが手前味噌ですが癖になります。ぜひお手元に1枚。
悪魔と言えば=怨念と仮定して、食べ物の恨みは忘れないというエピソードを思い出しました。
高校生の頃、登校時にスーパーやコンビニでその日食べるおやつを買っていくのは女子高生的に暗黙のルーティンだと思うのですが、ある日、私は魅惑のお菓子《た○のこの里》を購入し、ホクホクで登校しました。しかし、その日はお菓子を食べるタイミングがなく、「ま、明日食べれるし♪」とウキウキした気持ちで机の上に新品の《た○のこの里》を置いて帰宅してしまいました。
ここで机の上に置きっぱなしというのが自分にも責任があると思うのですが、翌日、体調不良で学校を欠席してしまいました。友達に「《た○のこの里》を置いてきてしまった、なくならないか見張っててくれ」とメールをしたので安心して1日寝込み、翌日の登校時、コンビニにいつも通り入ろうとしましたが、「今日は《たけの○の里》があるからいっか」とスルーして登校しました。
教室に着くと、私の机の上は一昨日と同じ光景でした。机の中に教科書などカバンから詰め替えている時に《た...(面倒なので省略)》の箱が手に触れました。
しかし、その箱、軽かったのです。
驚いて私は《た...(以下略)》を手に取ると、なんと全部食べられているではありませんか!!!
「欠席した人の置いていったお菓子を無断で食べるなんて...酷い!!!」私の怒りは頂点に達し、
「誰や! 私の《た...(略)》を勝手に食べた奴は!!!!!」
ざわついていた教室が一瞬でシーンと静まりました。「今日1日、これを楽しみに登校したのに! 酷いウワァァァアァ」と発狂する私に、仲の良い友達が「見張ってたんだけど、同じ場所にずっとあったから無事だと思っていた、開封されていたかまで気づかなかった、ごめん!」と謝り、他にも「○○ちゃんたちが食べてたで」と密告する人など、教室は「《た...》事件」に騒然です。
「でも、容子も悪いんやで。欠席してる時に机の上に置いてったら勝手に食べられても文句言えんで」
確かに...と、そこは猛省し、お騒がせしてごめんなさいとクラスメートに謝ると、食べてしまった子たちがグループで浜崎の机付近に座った時に、誰かが持ってきたのと勘違いして食べてしまった、ごめんなさいと謝りに来てくれたので、この件は一件落着に。
それ以来、食べきれなかったお菓子を置いていく時は盗難防止用に「お菓子BOX」をそれぞれに用意し、ロッカーに入れて保管していくルールが作られました。ちなみに私は鍵付のBOXを用意し、人間不信に拍車をかけることになりました。