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片岡義男「10セントの意識革命」- ロック・ジャーナリズムに関する、ぼく好みのご案内

2020.04.04   CULTURE | CD

晶文社
1,800yen+tax

ロック・ジャーナリズムに関する、ぼく好みのご案内

 
 3ヶ月程前、卒業論文を大学に提出しました。論文のテーマは「ロック・ジャーナリズム」を紐解くことを目的としていて、それらを複数の立場(メッセージ・流動的な場面・ビートなど…)から考察をして、まとめました。題名は「ロック・ジャーナリズムへの眼差し」です。22947文字を16枚の紙に印刷し、1つのファイルに仕上げた時は「完璧だなぁ。」と、その全てを自画自賛していたのですが、教授には「これは、論文ではない。」と、根から否定されてしまいました。正直、ちょっと悲しかったです。そして『10セントの意識革命』は、その論文(?)の主軸となった本です。片岡義男さんは、自身の経験に徹してロックンロールを語ることによって、たくさんの真実を描いています。ロックンロールの「聴者」として共感できる面白さが、この本には詰まっていました。読み終わったら、一緒に話をしたいです。(NakedLoft:指中晶夫)
 
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