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ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、エルヴィス・プレスリーのDVDをじっくり見つめて綴ったエッセイ、片岡義男『彼らを書く』発売!

2020.04.09

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「このように書かれた「彼ら」を読むのは初めてだ。 圧倒された」(音楽家・細野晴臣氏) 
 
新型コロナウイルスの影響で、 来日ツアーが中止になってしまったボブ・ディラン。 そんな「ディラン・ロス」を解消してくれるエッセイが4月22日(水)に光文社から刊行される。 著者は片岡義男。 『コーヒーとドーナツ盤、 黒いニットのタイ』『珈琲が呼ぶ』に続く、 「書き下ろし三部作」の第3弾。 今作はその博覧強記ぶりを如何なく発揮した一冊で、 発売前から話題を集めている。 
 
「彼ら」とはボブ・ディラン、 ザ・ビートルズ、 そしてエルヴィス・プレスリーだ。 書き下ろしエッセイに登場する彼らの映画・ドキュメンタリーなどの映像はDVD37枚分。 その1枚1枚を取り上げながら、 あの乾いた筆致で著者・片岡義男が「彼ら」への思いを綴った、 必読の一冊となっている。 エッセイ本文に添えられたディラン、 ビートルズ、 エルヴィスの貴重写真はなんと87枚。 文章と絶妙に絡み合う、 オールカラーページBOOKという豪華なつくりとなっている。 
 
片岡義男といえば、 最近のロングセラーは『珈琲が呼ぶ』。 彼の小説世界にはコーヒーが頻繁に登場するのに「なぜ今まで片岡義男の珈琲エッセイ本がなかったのか?」と大きな反響を呼んだ。 この『彼らを書く』も、 音楽に造詣が深い著者にとって「なぜ今まで片岡義男のディラン、 ビートルズ、 エルヴィス本がなかったのか?」との期待は高まる。 
 
その目次の、 ごく一部を眺めただけで、 今すぐ読みたくなる強烈な“磁力”が発生している。 
 

目次より

<ザ・ビートルズ>
●さきにかねをもらわないと
●ご家族みんなのビートルズ
●THE BEETLESと綴られたことは何度もある
 
<ボブ・ディラン>
●時代はとっくに変わった
●始まりの終わりの始まりの始まり
●答えを見つけることはとっくにやめたよ
 
<エルヴィス・プレスリー>
●それは白黒シネマスコープの西部劇だった
●ピーナツバターとバナナのサンドイッチ
●偶然というものはない
 
取り上げられた映像作品は「THE BEATLES THE FIRST U.S. VISIT」「BACKBEAT」「I Wanna Hold Your Hand」「NOWHERE BOY」「NO DIRECTION HOME」「Dylan Speaks」「DONT LOOK BACK」「Love Me Tender」「Jailhouse Rock」「Heartbreak Hotel」など、 全部で31作品。 有名な「A HARD DAY'S NIGHT」や「HELP!」などが含まれていない“カタオカ・チョイス”にも、 ファンの深読みがすでに始まっている。 9月公開予定のザ・ビートルズ映画「GET BACK」を心待ちにしながら読み進めるのに最適の一冊。 
 

商品情報

彼らを書く
著者:片岡義男

発売: 光文社
発売日:2020年4月22日
定価:本体2,000円+税
判型:四六判ソフトカバー、 256ページ

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