本書は、西のレズ風俗店の元祖「レズっ娘クラブ」の店長・御坊によるレズ風俗の入門書である。中には自身が経営するお店のシステムや、これまでの成り立ち、そしてレズ風俗に対する著者の所感が綴られている。刺激的なタイトルとは裏腹に、この本は優しさで溢れている。性別だけで物事を判断しない大切さ。「気持ちよくなりたい」という想いは決してやましいことでないこと。あらゆることを許容していこうとする著者の文に触れていくと、読み終わった後に、女性は背中を押され、男性は世界の見え方が変わっていること間違いなし。そして5月3日(木)には、ロフトプラスワンウエストで「レズっ子クラブ」主催のイベントも開催。本書のように優しいイベントになること間違いな……いや、ならないこと間違いなし。昨年は、佐伯誠之助さんがステージのテーブルを破壊。今年はそれ以上のハプニングが起きる!? みなさん、ぜひお越し下さい!(Loft PlusOne West:平松克規)