この『ジャニヲタ談話室!』を読んでいたら、私自身がジャニのことだけを考えていた学生時代を思い出した。毎日毎日何ステにも及ぶコン代を稼ぐためひたすらバイトに精を出し、テレビの録画一覧は当然全部ジャニ系の番組、チケが取れた取れないで一喜一憂し、番協もけっこう応募したんじゃないかな。と、とにかくジャニ活に明け暮れていた日々。TOKIOだけは今でもライブに行っているけど、それ以外の活動はいつの間にか自然と卒業した。そんなあの時の甘酸っぱいいろいろを思い出させてくれたこの本。ジャニのファンでいることを誇りにすら思ってるというのはテキストの端々から感じるし、ジャニヲタのエネルギーと並々ならぬジャニへの愛で溢れている。私も当時は三度の飯よりジャニというのはデフォルトだったけど、あれからどれだけ時代を経てもジャニヲタのジャニ愛ってのは全然変わらないんだなぁと切に感じた。そんなジャニヲタのあれこれが詳しく書かれている『談話室』。ジャニヲタならずとも、ジャニ以外のグループに夢中になってるファンの人が読んでも面白いかも。(Rooftop編集長:やまだともこ)