Rooftop ルーフトップ

REVIEW

トップレビュー誘蛾灯 鳥取連続不審死事件/青木理

誘蛾灯 鳥取連続不審死事件/青木理

2014.01.07   CULTURE | BOOK

講談社 / 1,680yen

 「しまむらなくして、ずぶ濡れなしっ。ずぶ濡れなくしてしまむらなしっ」…「毒婦」佳苗とほぼ同時期の鳥取連続不審死。華やかで関東拠点のカナエに比べ、鳥取上田美由紀のほうは正直粗暴、単純な保険金狙い…と埋もれがちだった…実は殺された? 中に同僚おり気になっていたがまさかこんなことに!著者は世間がカナエに熱中する中、鳥取に通い、地方都市のうらぶれた風景、人間関係(太った女性多いバー・ビッグ本当にサムい)の人らに話聞く(かなり「凶悪」ぽい)。この事件はマズい。もしや冤罪…真っ白じゃない。が灰色…幾ら太ってても小柄な女1人で犯行遂行は絶対無理。鳥取は大事件なく検察警察弁護それぞれウマくない…立派な権利、黙秘権の行使を理解して(させられて)ない裁判員…冒頭は弁護士の言葉。お腹が胸より出てるんですよ、3LでなくLじゃ入らない!! とズレた力説。そんな美由紀、カナエと比べられたくない、私は痩せた…笑えん。マズイ弁護団で死刑になりそう(証明方針に難あり)なのに事態が理解できてない…子供5人が気になる…和歌山ヒ素は息子の性虐待問題おきてるし…(尾崎未央)

このアーティストの関連記事

CATEGORYカテゴリー

TAGタグ

RANKINGアクセスランキング

データを取得できませんでした

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻