kurayamisakaが、ニューシングル「summer film」を8月5日(水)にデジタルリリースすることを発表した。リードトラック「summer film」とカップリング「浜辺に散る」の2曲を収録し、11月3日(火)「レコードの日」には7inchアナログ盤のリリースも決定している。
昨年リリースした1stアルバム『kurayamisaka yori ai wo komete』で高い評価を獲得し、国内外で存在感を急速に高める彼らにとって、オリジナル作品としては今年初のリリースとなる本作。リードトラック「summer film」は、これまでも一貫して“喪失”や“夏の終わり”を描いてきたソングライター・清水 正太郎が、「少年時代の、夏のじりじりとした空気をおよそ6分の間に閉じ込めることに成功したと思う」と語る楽曲だ。
轟音のギターサウンドの中を、内藤さちのより表情豊かになったボーカルが静かに浮かび上がり、情感を大きく解放するギターソロとドラマティックなバンドアンサンブルが、彼らの現在地を鮮やかに映し出している。終盤には男性メンバーによる童謡「シャボン玉」のコーラスも織り込まれ、儚さと郷愁を湛えた楽曲世界をより印象深いものに仕上げた。レコーディング環境をこれまで以上に突き詰め、バンドが理想とするサウンドを細部まで追求した一作となっている。
カップリングには、ギターの清水 正太郎がメインボーカルを務める新曲「浜辺に散る」を収録。リードトラックと対をなすような作品として、こちらにも注目したい。
「summer film」に寄せて
去年の9月に1st Album『kurayamisakayoriai wo komete』をリリースして、もう少しゆっくりできるかと思っていたが次々にスケジュールが埋まり、気がついたらレコーディングの日程が決まっていた。
ボイスメモのデータを確認したところ、この曲の原型が生まれたのは去年の12月のようだった。スケジュールが決まってしまったなら作るしかないと、家でギターを爪弾いていたら冒頭のコード進行ができた。あとはもう、とにかく俺が好きなように作った。リーチ層は、月間リスナーは、トレンド、エンゲージメント、CTR、着券枚数、とか、知らない。バンドにとってここ一番というタイミングで、俺がそういったことを気にして、一番好きな雰囲気を纏った曲を作れないなら意味がないと思った。
それから、とにかく良い音で録れたと思う。最初期から作品を一緒に作っているエンジニアの島田君と、他にもたくさんの人がただ良い音で録るという目的の為に集まってくれた。自分が弾いて感じたギターの音の印象と、音源から聴こえる音のギャップがほとんど無い。(全く一緒ならいいという訳ではない。想像の上をいく場合もある。)
そして何より、ボーカル内藤が歌録りに専念できるRec日程を組めた。これは重要なことで、今まではギター録りと同じ日程で、余った後半の時間でボーカルを録っていたのだ。とにかく、内藤のボーカルがかなり良く録れたと思う。彼女は歌が上手い。
その結果、少年時代の、夏のじりじりとした空気をおよそ6分の間に閉じ込めることに成功したと思う。カップリングの曲と併せて、ぜひ聴いてみて欲しい。
清水 正太郎(Vo/Gt)















