今から22年前、ロック映画の金字塔となった、みうらじゅん原作・宮藤官九郎脚本・田口トモロヲの初監督作となった映画『アイデン&ティティ』。

今からおよそ半世紀前の1978年。パンク・ロックの始祖、セックス・ピストルズが解散したその頃、東京の片隅で“何か”が静かに芽吹こうとしていた。その“何か”とは、スマートフォンもSNSも存在しない時代、自分たちの音楽を、自分たちの手で届けようとした若者たちのムーヴメント。楽曲も録音スタジオもレコードもすべて自分たちの手で創り、新しい道を切り開いていく【D.I.Y.】のスピリットと革新的な手法。
彼らの音楽が巻き起こしたムーヴメントはやがて「東京ロッカーズ」と呼ばれ、音楽業界に風穴を開け、メジャーしかなかった世界に<インディーズ>という新しいスタイルを生み出していく。自主レーベルの立ち上げ、オールスタンディングの導入、音楽フェスの開催。いまや当たり前となったカルチャーの原点を築いたのは、カリスマでもスターでもない──ただ、自らの表現を信じて突き進んだ、名もなき若者たちだった。
原作者である地引雄一は、その自由で生のエネルギーに満ち溢れた異世界のような音楽シーン、それを『ストリート・キングダム』と総し、自著にまとめた。

『アイデン&ティティ』が初めての演技ながらも初主演に大抜擢され、田口監督と運命的な出会いをきっかけに、今やミュージシャンとしてだけでなく唯一無二の個性を持つ俳優にもなった峯田和伸(銀杏BOYZ)と、同作をこよなく愛し、目標としてきたという今注目の俳優・若葉竜也の二人がダブル主演を務める。
さらに共演には若葉と同じく映画『アイデン&ティティ』の大ファンであり、2025年だけで7本ものドラマ、映画作品に出演し、各界から引く手数多の吉岡里帆、2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主演を務める仲野太賀、2022年より4年連続、合計6作品もの連続ドラマ主演を務め話題作への出演が続く間宮祥太朗ら現在の日本映画・ドラマ界を牽引する実力派俳優陣が集結。さらにはかつての“アイデン組”である大森南朋、中村獅童らが脇を支え、ひとつの時代、ひとつの革命をエネルギッシュに描いた青春音楽映画の新たな傑作が誕生した。
このたび、峯田和伸・若葉竜也・吉岡里帆・仲野太賀・間宮祥太朗ほか豪華出演陣が日本の音楽史に新たな革命を起こした若者たちを演じた熱量溢れる場面写真12点が解禁。
今回解禁となったのは、たった1年で音楽の歴史を変えた名もなき若者たちが、自分たちの理想の音楽を追い続ける日々を切り取った場面写真。
セックス・ピストルズに衝撃を受けパンクに目覚め上京し、のちに「東京ロッカーズ」のカメラマン兼マネージャーとなるユーイチ(峯田和伸)と、「TOKAGE」のリーダー兼ボーカルのモモ(若葉竜也)、ガールズバンド「ロボトメイア」のベース・サチ(吉岡里帆)が、自分たちの手で生み出した自主制作レコードを誇らしげに見つめる青春感溢れるカットをはじめ、完成したレコードを手に夜の街を全力で駆け抜けるユーイチとサチの姿、「軋轢」のボーカル・DEEP(間宮祥太朗)の歌唱シーン、さらには「解剖室」のボーカル・未知ヲ(仲野太賀)が派手なメイクで正装し本番に向かう姿などが収められている。そのほか、音楽プロデューサー・S-TORAを演じる大森南朋、「ごくつぶし」のボーカル・ヒロミを演じる中村獅童ら、日本の音楽史を変えるムーブメントを取り巻く人物たちの姿もあり、1978年の東京に渦巻く衝動と熱狂を生々しく映し出している。

▲吉岡里帆=サチ、若葉竜也=モモ、峯田和伸=ユーイチが自主制作のシングルの完成を喜び合う

▲峯田和伸=ユーイチと若葉竜也=モモ。リザードのファースト・アルバムを彷彿とさせる千葉の工業地帯を走る

▲浅草の若葉竜也=モモの自宅兼レコード屋へと深夜にひた走る峯田和伸=ユーイチと吉岡里帆=サチ

▲若葉竜也=モモと吉岡里帆=サチが峯田和伸=ユーイチの撮影した写真を確認

▲大森南朋=S-TORA。モデルはS-KEN

▲若葉竜也=モモの自宅兼レコード屋の店内

▲リザードをモデルとしたTOKAGEの面々

▲吉岡里帆=サチが編集・発行するファンジンに峯田和伸=ユーイチは写真を提供する

▲間宮祥太朗=軋轢のDEEP。モデルはフリクションのレック

▲間宮祥太朗=DEEP、大森南朋=S-TORA、若葉竜也=モモ。東京ロッカーズの中心人物

▲峯田和伸=ユーイチが中村獅童=ごくつぶしのヒロミを取材。ヒロミのモデルはじゃがたらの江戸アケミ

▲スターリンをモデルとした解剖室の面々。仲野太賀=未知ヲのモデルは遠藤ミチロウ
商品情報
映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
峯田和伸 若葉竜也
吉岡里帆 仲野太賀 間宮祥太朗 中島セナ
神野三鈴 浜野謙太 森岡龍 山岸門人
マギー 米村亮太朗 松浦祐也 渡辺大知
大森南朋 中村獅童
監督:田口トモロヲ
原作:地引雄一「ストリート・キングダム」
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
企画製作・配給宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
©2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会
2026年3月27日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開!
【物語】
これは事実を基にした物語。1978年、偶然ラジオから流れたセックス・ピストルズに衝き動かされた青年カメラマンのユーイチは、小さなロックミニコミ雑誌「ロッキンドール」に出会い、とあるライブハウスへと足を運ぶ。そこで出会ったボーカルのモモ率いるバンド「TOKAGE」のライブに衝撃を受け、無我夢中でシャッターを押した。そこは音楽もバンドも観客たちも何にも縛られない生のエネルギーに溢れた異空間だった。正式にカメラマンとしてライブの撮影を依頼されたユーイチはモモたちと交流を重ねる。やがて彼らの音楽は瞬く間に若者たちを熱狂させ、そのムーヴメントは“東京ロッカーズ”と呼ばれ、日本のロックを塗り替えていく。世界を変えたのは、才能だけじゃない。音に賭けた、名もなき若者たちの衝動だった。
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