2005年生まれ、弱冠20歳の新鋭アーティスト、中島輝智によるソロプロジェクト“orlik（オルリック）”が、1stシングル「New contemporary」（ニュー・コンテンポラリー）を2025年12月24日（水）に配信リリースした。

 

本作は、2025年8月に制作されたデモ音源を起点に、幾度もの試行錯誤とアップデートを経て完成へと至った楽曲。

若さゆえの衝動性に留まらない、緻密なコンポーズ力と高度なアレンジメントが際立つ一方で、鋭利かつ攻撃的なサウンドデザインが同居し、現在進行形の音楽シーンに対して鮮明な問題提起を行う一曲に仕上がっている。クールネスの奥底に潜む不穏さとエネルギーは、20年代半ばを迎えた現代の音楽的文脈において、新たな方向性を示唆するものだろう。

 

作詞・作曲・トラックメイクはすべて中島自身が担当。ドラムには、同世代の若きドラマー・北川大智（21歳）を迎え、楽曲に有機的な推進力を与えている。

ミックスは、FREEDOM STUDIO INFINITY所属のエンジニア、セガワロクが手がけ、立体感と緊張感を兼ね備えた音像を構築した。

 

また、音源のリリースと同日には、中島自らがディレクションを行なったミュージックビデオも公開。サウンドのみならず、映像表現においても明確なヴィジョンを提示するその姿勢は、orlikというプロジェクトの総合的な表現力を強く印象づける。

 

 

音楽と映像、その両輪を自らの手で駆動させる次世代アーティスト“orlik”のファーストステップに、ぜひ注目していただきたい。