ふかわりょうの最新エッセイ『東京生まれじゃないけれど』の刊行記念トークライブが11月15日（土）に大阪・Loft PlusOne Westで開催

2025.11.13

お笑い芸人・ふかわりょうが、最新エッセイ『東京生まれじゃないけれど』を10月16日（木）に株式会社ポプラ社より発売。

その出版記念トークイベントが、11月15日（土）に大阪・Loft PlusOne Westで開催される（公演詳細はこちら）。

『東京生まれじゃないけれど』は、2022年から東京新聞にて2年間連載された「東京23区物語」を書籍化したもの。

20代の頃に出会ってから今でも忘れられない目黒区のお米屋さんのおにぎりや、渋谷区の母校での講演会で蘇る青春時代……ふかわ自身の経験とユニークな視点を通して語られる23区は、新たな魅力が次々と再発見できる。

11月15日（土）にLoft PlusOne Westで行なわれるトークイベントは、大阪を拠点に芸能ライターとして活躍する田辺ユウキをMCに迎え、東京23区の魅力を語り尽くす。

当日は飲みながらここでしか聞けないトークが繰り広げられるため、配信はなし。会場チケットは通常の入場チケットと書籍（サイン本）付きチケットの二種が用意されている。詳細はこちら。

【ふかわりょうプロフィール】

1974年8月19日生まれ。1994年にお笑い芸人としてデビュー。長髪に白いヘアターバンを装着した「小心者克服講座」が、あるあるネタの礎となる。ROCKETMAN名義でDJを続け、稀有なセンスとキャラクターで芸能界を漂う。

『スマホを置いて旅したら』（大和書房）で、「図書館員が選んだ！ぎふ本大賞２０２５」大賞受賞（部門①）。

他に、『世の中と足並みがそろわない』、小説『いいひと、辞めました』（ともに新潮社）、アイスランド旅行記『風とマシュマロの国』（幻戯書房）、『日本語界隈』（共著、ポプラ社）などがある。

商品情報

東京生まれじゃないけれど

著者：ふかわりょう
判型：四六判
ページ数：239ページ
本体：1,760円（税込）
ISBN：978-4-591-18746-3
発売：2025年10月16日
発行：ポプラ社

【書籍の内容】
東京23区を歩いてみたら、
大切なものが転がっていました。
ふかわりょうが紡ぐ、23のピース。

移りゆく時代の中で、変わりゆく街並みを眺め、
あの店良かったなとか、好きだったなとか、
そんな思いを寄せながら生きてゆく人生も、
きっと、悪くはないでしょう。
むしろ、そんな思いが、
人生を豊かにしてくれる気がして。
（本文より）

組体操のようにつなぎ合わされた
極太の鉄骨が夏空を分割しています。
見上げると首が痛くなるほどに伸びる橙と白のクレーン。
白い壁から轟音を立てて出入りする大型トラック。
ヘルメットを被り、日焼けした警備員。

ここにもやがて、細胞のように、
新たな街の皮膚が形成されるのでしょう。
そして誰かにとっての日常のピースとなるのでしょう。
（本文より）

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日常のピース　　目黒区
アオハルの森　　渋谷区
ご機嫌ななめはまっすぐに　新宿区
プリン・荒・モード　荒川区
不思議な接着剤　　北区
もうひとつの羽田　大田区
大空武蔵　　墨田区
思春期の橋　　文京区
立石ブルース　葛飾区
整わない街　　足立区
青春の香り　　中央区
サングラスの向こう　港区
金色の衣　　品川区
いざ、出陣　　板橋区
ワンルームの告白　　世田谷区
大人がオトナになれる場所　世田谷区
真夏の夜の夢　　杉並区
太陽の休日　　練馬区
ウェストゲートはどこにある？　豊島区
中野の未来は誰のもの？　中野区
最後のドライブ　江戸川区
万人受けじゃないけれど　　千代田区
ぽたろう＆ぽじろう　　台東区
春の訪れ　　江東区