10月17日(金)よりユーロスペース他にて全国順次公開される、窪塚洋介×松田龍平W主演の豊田利晃監督最新作『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』EDテーマに、The Birthday「抱きしめたい」が決定した。
時代と社会に迅速に呼応し、揺るぎない信念と祈りをもって、世界と映画館を震わせ続ける唯一無二の映画監督・豊田利晃。『泣き虫しょったんの奇跡』以来、7年ぶりの長編フィクション作品となる本作は、混沌の時代に挑む、映画人生を懸けた集大成にして、新境地に到達した衝撃作。『破壊の日』以来、5年ぶりの共演となる窪塚洋介×松田龍平がW主演を務め、千原ジュニア、芋生 悠、渋川清彦、東出昌大の他、板尾創路、祷キララ、窪塚愛流、飯田団紅、マメ山田など、豊田組を代表する常連キャストが集結している。
本作のエンディングテーマ「抱きしめたい」は、The Birthdayが2017年にリリースしたシングルで、ライブでも演奏され続ける定番曲。チバユウスケの魂のこもった歌声と、「愛」と「闘い」を融合させた詞世界が凝縮されている楽曲で、力強くも切実なラブソングとしてのメッセージ性が高く評価されている。過去、豊田監督が手掛けた『青い春』(2001)ではミッシェル・ガン・エレファントの「ドロップ」をエンディングテーマに、『I'M FLASH!』(2012)ではI'M FLASH! BAND(チバユウスケ、中村達也、ヤマジカズヒデ、KenKen)の「I'M FLASH!」(シーナ&ザ・ロケッツ鮎川誠のカバー)を主題歌に使ったりと、長年にわたりチバユウスケとタッグを組んできた豊田監督。今回、監督がThe Birthdayの曲を全部聴き直して、エンディグテーマに「抱きしめたい」を選んだという。豊田監督自ら編集した3種類の映画版ショートPVも解禁された。
▲豊田利晃監督
監督は「いざ『次元を超える』ができあがった時、「抱きしめたい」を映画の最後に流してみると、僕自身、すごく腑に落ちて。映画が語り切れていないところまで、この曲が語ってくれている気がしたんです。特にサビの「俺は決めたんだ/あのクズ共から世界を奪い返すって/それで青に還すんだ/その後でお前を根こそぎ抱きしめてやる」ってラインですね。『次元を超える』という映画にとって最も重要な、でもあまり巧く込めることができなかった“愛”の要素を、チバくんが代わりに歌ってくれている気がしました」と、エンディグテーマに込めた熱い思いを語っている。
映画版ショートPV
▼<阿闍梨と葉巻編>
▼<狼介と新野編>
▼<地球と宇宙編>
次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS
2025年10月17日(金)よりユーロスペース他にて全国順次公開
【STORY】
孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の彼女・野々花(芋生 悠)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野は法螺貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは・・・?
【CREDIT】
窪塚洋介 松田龍平
千原ジュニア 芋生 悠 / 渋川清彦 東出昌大
板尾創路 祷キララ 窪塚愛流(声の出演) 飯田団紅 マメ山田
監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:豊田利晃
エンディングテーマ:「抱きしめたい」The Birthday(UNIVERSAL SIGMA)
音楽:Sons of Kemet Mars89 中込健太(鼓童) 住吉佑太(鼓童) ヤマジカズヒデ
2025年/日本/96分/ビスタサイズ/5.1ch/PG12