「創作」というものの全体像を探りつつ、「創作」への姿勢がどのように変化していくものなのかということをあくまで自分ごととして振り返っていくという本連載。第一回では、バンド活動を始めた学生時代を振り返り、当時の「何かができているような感覚」について考える。
毎月第一水曜日に更新予定。第一回のエッセイ後半は9月17日(水)に公開予定。Koubo会員(無料)は、後半もフライング公開中。続けて読むことができる。
【ヤマモトショウ プロフィール】
1988年静岡県生まれ。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒の作詞作曲家で、アイドルグループ fishbowl プロデューサー。
2012年からバンド ふぇのたすのメンバーとして活動。2015年の解散後はソングライターとしてでんぱ組.inc、私立恵比寿中学、ばってん少女隊、リルネード、きゅるりんってしてみて ら多数のアーティストに詞や曲を提供している。
FRUITS ZIPPERに書き下ろした楽曲「わたしの一番かわいいところ」はTikTokで30億回再生を記録し、MUSIC AWARDS JAPANの最優秀アイドルカルチャー楽曲賞を受賞。
2024年2月にはミステリー小説『そしてレコードはまわる』、2025年には8月にはエッセー集『歌う言葉 考える音 世界で一番かわいい哲学的音楽論』を上梓。