2025年にデビュー40周年を迎えたロックバンドROGUEのファースト・アルバム『ROGUE』(1985年発表)が、本日7月9日(水)より全世界配信スタートした。
ROGUEは1982年結成、メンバーチェンジを経て、奥野敦士(Vo)、香川誠(G)、西山文明(B)、深沢靖明(D)の4人組となり、1985年にアルバム『ROGUE』でキングレコードよりメジャーデビュー(シングル『RUNAWAY GIRL/コケティッシュ』も同時発売)。インディーズでの活動後、ポニーキャニオンに移籍、シングルやアルバムを順調にリリース、日本武道館での単独LIVEも成功させたが、1990年に解散。その後、ヴォーカル奥野敦士の事故をきっかけとして2013年に再結成、以降アルバム2枚をリリース、断続的ながら活動を続けている。
デビュー40周年という記念すべき年に初配信化される『ROGUE』は、ビートが効いたイキのいいロックンロールをベースに、圧倒的な個性を放つヴォーカル、キレ味鋭い変幻自在のギター、グルーヴィ且つタイトにボトムを支えるベース&ドラム…これらが混然一体となって迫り来る唯一無二のサウンドは、40年の時を経た令和の現在においても充分に刺激的だ。シングル「RUNAWAY GIRL」を始めとする全11曲がクリアな音質でデジタルリリース作品として甦る。往年のファンは勿論の事、ROGUE未体験の音楽リスナーにとっても注目の作品と云えるだろう。
ROGUE 香川誠コメント
まだメンバーは21歳。
やっとデビュー出来ると意気込んだファーストアルバム。
その頃は月に5〜6回もライブをやって、だから厳選出来た楽曲たち。
なのに、レコーディング始まってすぐに担当ディレクターと喧嘩して帰ろうとしたり、挙句にキングレコードをやめちゃったりね。
若かった僕たちです。
もうメンバーは還暦も超えちゃって、それでもまだROGUE は続いてますが。
再結成したこの10年余り、やっぱりライブで演奏したいと選ぶ曲は、キングレコードから出たファーストアルバムの曲になるのはなんででしょう?
もしかしたら、最高傑作が弱冠21歳の記録なのかもしれません。
未熟が故の拙い演奏や歌詞が、今になっても新鮮なのです。
バンドが続く限り、この先もこのアルバムの曲たちは演奏するのでしょうね。
この記録が過去のものにならない様に。
香川誠