
「主流」の生き方から逸脱した30代~50代の男性6人へのインタビュー集『
こじらせ男子とお茶をする』が、昨年12月11日に
月と文社(つきとふみしゃ)から刊行された。
登場するのは、元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など。
会社員のような「安定のレール」から外れた彼らの生存戦略に迫った本書は、独立系書店を中心に「するすると売れていく」と大好評で、このたび重版が決定。

▲『こじらせ男子とお茶をする』(月と文社 編)書影
本書に散りばめられた「自分もなんとなく思っていたけど言語化できなかった」リアルで共感度の深い彼らの言葉をSNSで引用する人も多く、「読むと元気がもらえる」と、特に中年世代から絶大な支持を得ている(発売時のニュースリリースは
こちら)。

▲phaインタビュー扉ページ

▲佐々木典士インタビュー扉ページ
重版が決定したタイミングで、『こじらせ男子とお茶をする』の刊行記念トークイベントが、5月29日(木)19時30分から新宿の
ROCK CAFE LOFTで開催される(公演詳細は
こちら)。
登壇するのは、本書に登場した
pha(文筆家・書店員/『パーティーが終わって、中年が始まる』が大ヒット中)、
佐々木典士(ミニマリスト/『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』が世界累計80万部突破。山口祐加さんとの共著『自炊の壁』も大好評)、そしてゲスト登壇者として
スズキナオ(ライター/『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』『家から5分の旅館に泊まる』などで大注目の書き手)。「脱力系」ともいえるスタンスで人気の3人だ。
トークの進行役は、
月と文社の代表で『こじらせ男子とお茶をする』のインタビューと編集を手がけた藤川明日香が務める。
藤川は出版社の日経BPに25年勤務し、2018年から2023年3月まで雑誌『日経WOMAN』編集長を担った後、ひとり出版社・月と文社を起業した。
登壇者3人はいずれも1978~79年生まれの46~47歳。人生やアイデンティティについて「自分はこのままでいいのか」と悩んだり、身体的な衰えを感じて戸惑ったりといった「中年の危機」に陥る年代でもある。
トークイベントでは登壇者の「中年」ならではの胸中にもスポットを当てながら、危機をどう乗り越えるか、やり過ごすかといった話にも展開させていく。
商品情報
こじらせ男子とお茶をする
編集:月と文社
イラスト:コナガイ香
装丁:月足智子
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
判型:新書判
ページ数:280ページ
発売日:2024年12月11日
※電子書籍版も同時発売
発行:株式会社月と文社
「どこへ行ってもやっていけない気がした」「人と同じことをするのがいやだった」「自分を理解されてたまるか、と思っていた」──。
元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など、「主流」から逸脱し、振り切った生き方をしてきた30~50代の男性6人が登場。
「何者かになるとは」から「オタクであること」まで、彼らならではの自意識との向き合い方や、世の中へのまなざしに触れる濃厚インタビュー集。
<本書に登場する男性たち>
島田潤一郎:ひとり出版社「夏葉社」代表。不器用な生き方を綴った『あしたから出版社』がロングセラー
pha:元“日本一有名なニート”。近著『パーティーが終わって、中年が始まる』が大ヒット中
佐々木典士:ミニマリスト。『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』が世界累計80万部突破のベストセラーに
ファビアン:芸人。吉本興業の第一芸人文芸部で活動。著書はショートショート小説『きょうも芸の夢をみる』
田中 弦:Unipos社長CEO。「人的資本開示のマニアック報告会」で上場企業経営者が大注目する異色の起業家
下平尾 直:ひとり出版社「共和国」代表。文化批判的な書物を圧倒的な熱量で刊行する、存在感際立つ版元
Live Info.
40代男性、「こじらせ」と向き合う ~なぜ僕たちは「このままでいいのか」と立ち止まってしまうのか~

【出演】pha(文筆家・書店員)、佐々木典士(ミニマリスト)
【ゲスト】スズキナオ(ライター)
【日時】2025年5月29日(木)開場19:00 / 開演19:30(21:30頃終了予定)
《会場チケット》
前売¥2,500 / 当日¥3,000(+会場での飲食代)※先着35名
《配信チケット》¥1,800
※アーカイブは6月12日(木)22:00まで購入可|6月12日(木)23:59まで視聴可能
【主なトークテーマ】
◉そもそも「こじらせる」とは? 『こじらせ男子とお茶をする』の人気の理由をどう考える?
◉10代から40代にかけて、男性ならではの「こじらせ」パターンの変遷について
◉組織で働くことを選ばなかった(やめた)理由、組織でうまくいく人とそうでない人の違いとは?
◉人間の永遠のテーマである「他者評価」「承認欲求」に振り回されずに生きるには?(SNSとの付き合い方とも絡めて)
◉家族がいても寂しいと思う心境とは?「誰かと生きていく安心感 vs ひとりでいる自由」は常に揺れ動いている? 恋愛的なものと、どう向き合っている?
◉ぶっちゃけ、お金は稼ぎたい? お金に振り回されずに快適に生きるバランスとは?
◉書き手として、今、どのような言葉や表現、コンテンツが求められていると実感している?
※会場では『こじらせ男子とお茶をする』(月と文社)ほか、登壇者の近刊を一部販売予定です。トークイベント終了後、登壇者のサイン会を開催いたします。会場にて本を購入いただいた方、または登壇者の著書を事前に購入してお持ちくださった方を対象とさせていただきます。
【有料配信での観覧ご希望の方へ】
※購入ページに記載された注意事項を必ずお読みのうえご購入ください。
【ROCK CAFE LOFT のイベントページ】