ライブ・エンタテインメントの歴史をコンサートプロモーターの視点から著したムック『ACPCオフィシャル 日本コンサート・ヒストリー』が5月16日（金）にぴあ株式会社より発売された。
本書は、全国のコンサートプロモーター事業を支援する、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会編著によるもの。
日本のライブ・エンタテインメントの歴史を、戦後復興期の米軍キャンプや日劇ウエスタン・カーニバルに皮切りに、海外アーティストの招へいによる本格的な来日公演の始まり、フォーク／ロックの登場と全国コンサートプロモーターの萌芽といった草創期より時系列に沿って構成。
ライブの大規模化、チケットサービスの整備などの環境変化とともに、ライブ・エンタテイメントの時代、フェスの時代とも称される現在の音楽シーンに至る歩みを活写している。
また、全国を代表する13名のコンサートプロモーターによる証言には、さまざまな命題に現場で対峙してきたリアルな信念と思いがうかがえ、チケット転売問題、自然災害とコロナ禍などの課題も含め、ライブ・エンタテインメントの現在地を認識し、ライブ・エンタテインメントの未来へと思いをはせる一冊となった。
商品情報
ACPCオフィシャル 日本コンサート・ヒストリー
発売日：2025年5月16日（金）
著者／編集：コンサートプロモーターズ協会
サイズ：A5判｜ページ数：211P
定価：￥2,200（税込）
ISBN：9784835645568
発行：ぴあ株式会社
【目次】
巻頭文 コンサートは終わらない
第1章 「呼び屋」の時代～ジャズコンからビートルズ来日へ
第2章 全国へ～コンサートプロモーターの萌芽
第3章 コンサートツアーの誕生
第4章 興行の原点、ロックを支えた街とインフラ
第5章 コンサートの大規模化
第6章 ACPCの設立
第7章 フェスの時代
最終章 コロナ禍を乗り越えて
