これまでLAUGHIN' NOSE、COBRA、DOG FIGHTなど、様々なパンクロックバンドで活躍し、日本パンクロック界を牽引、現SAのギタリストNAOKIが、実弟TAISHOと新ユニット「NAOKI and TAISHO」を結成した。
TAISHOとは1992年に結成されたロックバンド DOG FIGHTで、ボーカリストとギタリストとして共にステージに立って活躍していたが、このたび「NAOKI and TAISHO」として6月18日（水）にアルバム『SPECIAL MOMENTS』をリリースする。
2016年にTAISHOが10万人に1人という難病を発症。2024年末に3カ月⼊院し、闘病⽣活を過ごす中で、NAOKIが「曲を書くから詞でも書いてみる？」とTAISHOへメッセージを送ったことで制作がスタートした今作。
病室のベッドの上、⼿⾜や体のあらゆる機能が不⾃由で、声もしっかり発することができないTAISHOとともに作り出したこの奇蹟の楽曲を、NAOKIの手によりレコーディングを施し完成。
弟が作詞、兄が作曲、ギター、ボーカル、レコーディング他を担当した兄弟の奇跡を形にすべく夢中で作り上げた。
なお、リリース日はNAOKIが還暦を迎える誕生日でもある。
NAOKI（SA）コメント
'92～'97の約6年間、DOG FIGHTで共にプレイした実弟TAISHOが、10万⼈に1⼈と⾔う難病を発症して、はや9年…
その彼が昨年末、いよいよ検査や胃瘻の⼿術で約3カ月間の⼊院を。
⾃⾝も昨年春 ⼤病を患い、⼿術 ⼊院した経験から、⼊院⽣活の苦痛や持て余すだけの時間を知ってるので、
軽い気持ちで曲を書くから詞でも書いてみる、ってメールしたところ、即 快諾（笑）。
で、その曲と詞の交換⽇記の様なやり取りを始めたら、たったの1カ月半で10曲を超えたんよね。
病室のベッドの上、⼿⾜や体のあらゆる機能が不⾃由で、またしっかり声も発せられないのに…
ホント、振り返ればアンビリーバブルな時間でした。
そうなると、始めは軽いノリであったけど、やはりこの奇跡をレコーディングしてみようと決意。
基本ひとりで、約80時間スタジオに⼊り、兄弟の奇跡を夢中で作り上げました。
⾃⾝、東京へ上京し、幾多のバンドを渡り歩き、気がつけば40年と⾔う年⽉が…
本年6⽉には60歳還暦となり、今では⼤病による後遺症もある。
実弟TAISHOに⾄っては難病ゆえ、それこそいつまた病状が悪化するかも知れない…
そんな⼆⼈のいろんな思いが⼊り交じった作品に、『SPECIAL MOMENTS』と名付けました。
とまぁ、この⽂⾯だけを読むと、なんだか重いだけの作品かと思われそうですが、いやいや、ところがどっこい！
⼆⼈の故郷 尼崎仕込みのお茶⽬な悪ふざけもしっかりありまっせ～！（笑）
商品情報
NAOKI and TAISHO『SPECIAL MOMENTS』
2025年6月18日（水）発売
形態：CD & DIGITAL
POCS-23062｜税込￥4,000（税抜￥3,636）
発売元：SELECTIVE RECORDS
販売元：VMG/ユニバーサルミュージック合同会社
【収録曲】
01. THE GOOD OLD DAYS
02. LONESOME BOY
03. OH, WHAT A NIGHT
04. I BELIEVE IT
05. シャンパングラスとバージニア
06. オレたちは…
07. SHAPE OF LOVE
08. 光も影も瞬くこの⽇も
09. 未来の君たちへ
10. MY BIG BROTHER -少年Nの場合-
11. SING ALONG FOREVER
─Bonus Tracks─
12. ふたりはPretty good
13. OH YEAH！
