先日の日本アカデミー賞では、映画『ラストマイル』で主演女優賞の受賞など、活躍が目立った満島ひかり。
彼女がこれまでの仕事や生活の中でインプットされたことや生まれたアイデアなどを昇華する場所として作られた、自身のクリエイションレーベル“Rhapsodies”より、ニューシングル「LOST CHILD(Prod.MONDO GROSSO)」が、本日4月11日(金)配信リリースと共にMVも公開された。
MV撮影の舞台は、満島の友人家族がかつて住んでいた海と山の大自然に囲まれた廃屋。
父親が手作りをし、友人姉弟が幼き日々を過ごした「家」と「記憶」を抱いて優しくロマンティックにダンスをする。
本作「LOST CHILD」は、藤原ヒロシ+大沢伸一 feat.クリスタル・ケイ名義で2001年にリリースされた楽曲を、MONDO GROSSO 大沢伸一自身がリアレンジをしレコーディングされたカバーとなるが、オリジナルがリリースされた当時から満島ひかりの耳に刻まれていた歌詞にインスパイアされ、MVが制作されたという。
<Tell me why とても懐かしい 故に愛しい 戻れないの二度と
故郷(ふるさと)とそこを呼んでいい
もし私が声をあげて笑うような場所なら そんな場所なら>
満島ひかり本人が製作総指揮をし、監督に林響太朗、振付にs**t kingz NOPPOなど、敬愛するクリエイターを集めて、オールロケで撮影されたという。
満島の表現者としての真骨頂と呼べる作品になっている。
なお、明日4月12日(土)に世界で開催されるRECORD STORE DAYにて、7インチアナログレコードも販売(詳細はこちら)。
ジャケット写真には、俳優の坂東龍汰の撮影による写真が起用されている。
過去のRECORD STORE DAYでは、MONDO GROSSO「ラビリンス」や、ひかりとだいち「eden」など、満島ひかり関連商品は即完売アイテムとなるので、アナログレコードファンもお見逃しなく。
満島ひかりコメント
MONDO GROSSO・大沢伸一さんにリアレンジをしていただき、新たな解釈で「LOST CHILD」を歌えたことをとても嬉しく思います。美しい曲や詞を手綱にして、ミュージックビデオも制作しました。友人の父が自身で建て、家族と暮らした「家の解体」をゴールにしたビデオです。「記憶」を抱いて踊り、「さよなら」をするまでを描いています。関わったひとりひとりのクリエイティブが手を繋いで完成した新曲になりました。ぜひ聴いて見てください。そして、いい時間を共にできたらいいなと思っています。
▼満島ひかり『LOST CHILD(Prod. MONDO GROSSO)』MUSIC VIDEO
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