YouTubeチャンネル「みのミュージック」みの発案によるオーディション番組『音楽深化論』のオーディション進出アーティスト8組が決定した。『音楽深化論』は、トーナメント型の音楽番組。動画募集企画「1 min challenge powered by ナタリー」にて応募総数439件の中から選出されたのは、kill me Elk、時差、Shaftray、nene Is.、原田ねくら、モウソウキリン、桃色ドロシー、ゆうやけしはす。明日1月25日(土)よりオーディション番組の模様が順次公開となる
オーディション番組本編では「音楽に必要なのは“誰かの心を揺さぶる力”ではないか」というコンセプトのもと、インディーズアーティストたちが個性あふれるパフォーマンスを展開。審査は「個別審査:演奏+フリータイム」と「集団審査:溜まり場」の2段階に分けて行われ、アーティストたちの音楽性や人生観、キャラクター性などをみの、亀田誠治、マーティ・フリードマン、ゆゆうた、いとうせいこうという豪華審査員が評価する。審査員の心を揺さぶり、優勝賞金の100万円を手にするアーティストは誰なのか? 番組の更新をお楽しみに。
なお「音楽深化論」のYouTubeチャンネルでは、みのをはじめとした各審査員がインディーズアーティストや音楽シーンへの思いを熱く語る動画がすでに公開されている。
発起人・みの コメント
各アーティストのパフォーマンスを観て、日本のインディーズシーンってエグい才能がゴロゴロ眠っているなと感じました。皆さんがこれまで聴いたことのないアーティストの素晴らしいパフォーマンスに加えて、トーナメントならではのドラマや緊張感だったり、あるいはバンド同士で絆が芽生える瞬間だったり、音楽が持っているマジックを随所で感じることができる番組になったと感じています。
kill me Elk
森達希(Vo, B)によるソロプロジェクト。ベースの音と町や自然の音と融合させ、ロードムービー的なサウンドや世界観を表現している。バンド編成で年間133本以上のライブを行うなど精力的に活動中。
時差
2022年5月に結成された、愛知を中心に活動するJ-POPバンド。2023年5月に1stシングル「空路」、同年8月に2ndシングル「カゲロウ」をリリースした。メンバーは同じ大学出身のズミ(Key, Vo)、レイヤ(G)、ヒデ(Dr)、あぽ(B)の4人。バンド名には自分たちの音楽を聴き終えたときに「あれ、もうこんなに時間経った?」と時間のズレを感じてほしいという思いが込められている。
Shaftray
2024年8月に大阪で結成されたロックバンド。同年9月に1stシングル「you and die...???」を配信リリース。関西地区をメインにライブ活動を行っている。
nene Is.
北海道札幌発のディスコロックバンド。2023年4月に札幌を中心に活動を開始。1980~90年代を彷彿とさせるサウンドのポップなダンスミュージックを生み出している。メンバーはKT(Vo)、リクタニグチ(B)、剛(Dr)、コト・チャン(G, Cho)の4人。
原田ねくら
透き通るようなウィスパーボイスと聴き手の心を惹き付ける叙情的なリリック、穏やかな音像が特徴のシンガーソングライター。どこかはかなげながらもポップな楽曲でリスナー層を拡大させている。
モウソウキリン
2022年夏に専門学校の同級生4人で結成された“レトロポップバンド”。それぞれ異なるバックボーンを持つ楽器隊とヒグラシユウナ(Vo, G)の力強く透明感のある声が織りなすみずみずしいサウンドが、聴き手の心をくすぐる。2024年5月に1stアルバム「JUST SIZE」をリリースした。
桃色ドロシー
2009年4月、高校生だったハキイ。(G, Vo)とキシベ(Dr, Cho)が前身バンドを結成。2010年6月に桃色ドロシーに改名し精力的に活動するも、2012年3月の高校卒業タイミングで解散する。その2年後の2014年にキシベがハキイ。に声をかけ、桃色ドロシーを再始動。変幻自在なハキイ。のボーカルと、その歌声に寄り添うキシベのビートがサウンドの軸を担う。軽音楽連盟主催「神奈川県大会」にて3大会連続優勝の実績を誇る。
ゆうやけしはす
1960年代のロックに影響を受けたシンガーソングライター林祐輔のソロプロジェクト。2019年に始動し、一時はバンド編成でも活動していたが、2023年3月より現在の1人体制で活動中。2024年よりジャムセッションで集まったバンド・すうらばあずをバックバンドとし、ゆうやけしはす&すうらばあずの名前でライブを行っている。