昨年の春から1年半の歳月をかけてじっくりと制作され、ko shinonomeが作曲編曲、西片梨帆が作詞と歌唱をつとめた。両者が‟煌き” をテーマに制作し、オルタナティブなバンドサウンドかつ叙情的なミドルチューンに仕上がった。
西片梨帆コメント
わたしたちは、優しさも、愛情も、怒りも、悲しみも、全部持っている。
この世でうまく使い分け、生きていくにはあまりに強いエネルギーで、また孤独を知る。
どれも本当の気持ちなのに。
こうくんは、わたしの皮肉めいた詞を素敵だと言ってくれた。
ちゃんと届く人には届いていることが嬉しかった。
だから、現世のアンチテーゼになるような曲を作ろうと思いました。
過去に残した後悔を引きずりながら、少しずつ歩いていくしかない。
感情のままに動いた姿が、天使でも、悪魔でも、あなたのそばにいるよ。
ko shinonome コメント
二年前の夏、僕は音楽制作に対して軽度のスランプに陥っていました。
そんなとき梨帆さんのアルバム「まどろみのひかり」を聴いて、初期衝動とは異なるロックンロールが存在するんだと胸を打たれ、背中を押された気持ちになりました。
そんな梨帆さんから、一緒に曲を作りたいと連絡を受け、誠に光栄でした。
今度はこの曲が誰かの心を動かすものになったら嬉しく思います。
是非お聴き下さい。
【ko shinonomeプロフィール】
2001年生まれ。オルタナ的藝術徒党文藝天国の音楽作家として活動。
文藝天国では、作詞作曲編曲、レコーディング、演奏を行うほか、自身の設立したフレグランスメゾン「PARFUM de bungei」、紅茶専門店「喫茶文藝」の経営を行う。
【西片梨帆プロフィール】
2015年に梨帆として音楽活動を始め、初めて作った曲で『出れんの!?サマソニ』に応募し、『SUMMER SONIC2015』のステージに立つ。
2017年、1stミニアルバム『行けたら行くね』を全国リリース。インディーズ時代の楽曲「元カノの成分」は100万回超再生。
2019年、活動名義を西片梨帆に変更。
2020年9月23日、ミニアルバム『彼女がいなければ孤独だった』を日本コロムビア / BETTERDAYSレーベルから発売し、メジャーデビューを果たす。
ソングライティングだけでなく、詩の展示イベントなどを定期的に行なっている。