evening cinemaが、3rdフルアルバム『A HEART WAVE』を本日12月4日（水）にリリースした。

 

これまでシティポップの文脈で語られることが多かった彼らだが、70年代後半～80年代の「シティポップス」と呼ばれていたようなそれを現代風にアップデートしたムードの今作では、技術面の成熟度もさらに高まり、表現したいものを綿密にじっくりと練り上げていくスタイルに変化してゆく中で制作された全9曲を収録。

なかでも「夜明けまえ」、「ハイライト」、「空回り」をはじめ、ホーンセクションをふんだんに使用した楽曲群がひときわ際立っている。一見上品で落ち着いた雰囲気を纏いながらも、ふつふつと内に秘めた情熱を感じられるアレンジ / ミックスにも注目。

 

タイトルはMartha Reeves & The Vandellas の名曲「Heat Wave」に由来しているとボーカルの原田が明かす。本来、「心が波立つ」とは心穏やかでないこと、ソワソワすることの謂であり、つまりはネガティブな状態を指すものであるが、「心が波を打つこと≒感動すること」と捉え直した造語で「心が震える感覚、波立つほどに感動すること…この感覚をいくつになっても大切に携えていたい」という想いが込められている。

 

また、アルバムのリードトラック「夜明けまえ」のMusic Videoも公開された。「シティポップス」のムードを纏う現在の彼らの魅力が引き出された映像に仕上がっている。

 

▼「夜明けまえ」Music Video

https://youtu.be/GCcpWMTCYYg?si=deMpOkQkXatX27o3

 

【evening cinemaプロフィール】

東京を中心に活動する4人組ポップスバンド。

70～80年代のシティポップや90年代の渋谷系を主軸に、彼らのフィルターを通して再構築したサウンドで独自の存在感を放つ。その懐かしくも新しい響きは、年代を問わず深掘り好きな音楽リスナーを中心に着々とファン層を増やしている。2019年、TikTokが火付け役となり、cinnamonsとの共作『summertime』がストリーミング累計1億回再生を突破するなど、大ブームとなる。これをきっかけに中国ツアーも開催するなど、世界からも注目されるアーティストとして、国内外を問わない精力的な活動を続けている。