2014年に全米初公開、日本でも2016年に公開された音楽ドキュメンタリー『サラダデイズ -SALAD DAYS-』が、公開10周年を記念してディレクターズカットが制作された。
現在、欧米ツアー上映中の本作が、スコット・クロフォード監督の強い希望により、急きょ日本でも劇場公開が決定。11月16日(土)より新宿K's cinemaで公開される。併せて新ビジュアル、新予告も解禁された。
D.C.で生まれたDIYパンク・スピリットは、半世紀近く経った今もなお若者が抱える不安、コミュニティの持つ影響力、そして信念が持つ強さを伝え続ける
本作『サラダデイズ -SALAD DAYS-』は、米国の首都・ワシントンD.C.における、初期のDIYパンク・シーンに迫るドキュメンタリー。
イアン・マッケイ率いるマイナー・スレットやフガジ、バッド・ブレインズ、デイヴ・グロールも在籍していたスクリーム、ヴォイド、フェイス、マージナル・マン…といった、日本でも人気の高い数々のパンク・バンドを輩出したこの地の“80年代”に焦点をあて、当時の熱きDIYパンク・シーンと、その音楽やスピリットがいかに後世の音楽シーンに強力な影響力を持つことになったのかを突き詰めた。
12歳からD.Cパンク・シーンに親しみ、ハードコア・ファンジン『メトロジン』を立ち上げたスコット・クロフォード監督は、初公開から10年後にディレクターズカット版を発表した理由をこう語る。
「今の自分だからこそ気づけたニュアンスを追加することで、時を経ても色褪せぬこの物語をより深く掘り下げることができた」
▲イアン・マッケイ
▲サーストン・ムーア
▲ヘンリー・ロリンズ
▲デイヴ・グロール
▲J・マスシス
ミュージシャン兼音楽ライターのクロフォード監督とともに製作総指揮に加わったのは、このシーンの第一人者である写真家ジム・サー。この二人だからこそ撮れた未公開写真や当時の熱気溢れるライヴ映像の数々、そして今回新たに加えられたライル・プレスラー、フレッド・アーミセンらを含む当事者たちの希少なインタビューは、パンクファンのみならず音楽好きは必見だ。
商品情報
映画『サラダデイズ -SALAD DAYS- 10周年記念ディレクターズカット』
【出演】
イアン・マッケイ(マイナー・スレット/フガジ)、ライル・プレスラー(マイナー・スレット/ミートメン)、ブライアン・ベイカー(マイナー/ダグ・ナスティ)、ジェフ・ネルソン(マイナー・スレット/ティーン・アイドルズ)、スティーヴ・ハンスゲン(マイナー・スレット/セカンド・ウィンド)、ヘンリー・ロリンズ(S.O.A/ブラッグフラッグ)、J・マスシス(ダイナソーJr.)、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)、デイヴ・グロール(スクリーム/フー・ファイターズ)and more...
【ライヴ映像(アーカイヴ)】
バッド・ブレインズ、マイナー・スレット、ガヴァメント・イシュー、スクリーム、ヴォイド、フェイス、ダグ・ナスティ、ブラック・マーケット・ベイビー、ライツ・オブ・スプリング、マージナル・マン、フガジ and more...
【監督:スコット・クロフォード】
【撮影・編集】ジム・サー
【配給協力】CURIOUSCOPE
アメリカ/2024/101分/英語/モノクロ・カラー/ドキュメンタリー
© 2014 New Rose Films, LLC
11月16日(土)より新宿K's cinemaで緊急公開
関連リンク