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非常階段・JOJO広重が半生を綴ったエッセイ集『また逢う日まで』、2024年12月20日に発売

2024.10.15

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非常階段のリーダー・JOJO広重が、自身の執筆活動の集大成となるエッセイ集『また逢う日まで』をTANG DENGより2024年12月20日に発売する(10月31日にTANG DENG公式オンラインショップ、アルケミーレコード公式サイト、ディスクユニオンオンラインで予約開始予定)。
 
国内外で高い評価を受ける、日本を代表するノイズバンド、非常階段。
そのリーダーであるJOJO広重は「ノイズの帝王」と呼ばれ、ノイズミュージック界の頂点に今なお君臨し続けている。
 
非常階段の生み出すノイズミュージックは、予測不可能な轟音、思考の外側をいく音楽性で人々を圧倒し、更に、苛烈を極めるライブパフォーマンスが話題を呼び、音楽史の伝説となった。
 
しかし、このような世界観がパブリックイメージとして一人歩きし、ノイズの帝王の生い立ちや素顔はあまり知られてこなかった。
また、彼が「占い師」というもう一つの肩書きを持ち、「人々に優しく寄り添い、悩みに答えるJOJO広重」の顔を持つことも、ほとんど認知されていないのではなか。
 
本書『また逢う日まで』は、そんなJOJO広重が自身の半生を綴った、執筆活動の集大成となるエッセイ集。
読めば誰でも懐かしいと思えるような、幼少期の記憶から、甘酸っぱい青春時代を経て、80年代アンダーグラウンドシーンのうねりの中に居た彼にとっての「音楽」、「ノイズ」、「人生」とは。
水にゆっくりと波紋が広がるような、優しい言葉で紡ぎ出される一冊となっている。
 
解説を、夫の介護の日々を新聞コラムに連載中で著者の友人でもある高倉恵美と、音楽評論家・小野島大が執筆。
帯には、石野卓球、町田康による推薦文を掲載している。
 
なお、書籍の公式SNSも開設(XInstagram)。書籍に関する最新情報やイベントの詳細やJOJO広重の日常などを更新していくとのこと。
 

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【JOJO広重 プロフィール】
1959年京都生まれ。14歳の頃からギター演奏や音源制作を開始、70年代後半よりノイズ、パンク、アヴァンギャルド等の音楽シーンで活動する。ノイズバンド・非常階段の活動は40年を越え国内外でのライブ活動や作品リリース、異色アーティストとのコラボも積極的に行なっている。ライナーノーツ、雑誌等への執筆も多数行なっており、ブログをまとめた単行本『みさちゃんのこと』(2010年・天然文庫)、非常階段のヒストリーをまとめた『King Of Noise - a story of 非常階段』(2010年・K&Bパブリッシャーズ)、『非常階段ファイル』(2013年・K&Bパブリッシャーズ)などの著書がある。

商品情報

また逢う日まで

著者:JOJO広重
価格:2,500円(+税)
発売:2024年12月20日
仕様:単行本 / 四六版(188mm×128mm)/ 384ページ / モノクロ
ISBN:978-4-908749-50-6
発行:TANG DENG 株式会社

デザイン:大野雅彦(複眼デザイン)
表紙イラスト:佐井好子
解説:小野島大、高倉恵美
帯推薦コメント:町田康、石野卓球
企画制作:添谷麻央・石丸洋平(TANG DENG)

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