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オルタナティブ・ロックバンドBlume popo、新EP『Dress Meets Body』リリース

2024.09.18

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5人組バンド・Blume popoが新EP『Dress Meets Body』を9月18日(水)にデジタルリリースする。
 
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今作は2月にリリースしたEP『Body Meets Dress』と対をなす作品となっており、同作の収録曲4曲に対して、それぞれ異なるアーティストがリミックスを行ったものとなっている。
 
参加アーティストは、ネットコミュニティ発のサウンドギーク集団として注目を集めるPAS TASTAからphritz・quoree、yamaへの楽曲提供などポップフィールドでも注目を集めるボカロP・是、やはりボカロ音楽を中心に手がける謎に包まれたリミキサー・nu_imiの4名。
 
近年、コンポーザーの横田檀がドイツ在住という条件の下で制作を行うBlume popoにとって、インターネットは新たにスタジオに近い意味を持つようになった空間である。空間が変われば、「Body=身体」が纏う「Dress=装い」も変わる。今作は、前作にも通底していた「自己」の境界線を探るというテーマを深化させるものであると同時に、「バンド」という存在にとっての身体とは……つまり何が保たれていれば「このバンドの音だ」と私たちは言えるのか、あるいは「バンド」に必要な空間とはそもそも何なのかを問い直すような試みとも言えるだろう。
 
ぜひ一対の作品を聴き比べることによって、あなたなりの答えを見つけてみてほしい。(text by 北出栞@sr_ktd
 

Blume popoコメント

本作『Dress Meets Body』は、2月にリリースした『Body Meets Dress』の収録曲全4曲を4人のリミキサーがリミックスしたEP。
この作品は、前作と対になる連作であり、「自己」概念の境界線を探ることを標榜するというテーマを前作から引き継いでいる。サルトルやリクールを引くまでもなく、「自己」という曖昧な概念の輪郭を認識するためには他者からのまなざしが必要であり、今作はBlume popoという主体を他者であるremixerがどのように眼差しているのかを形にするというポイントからスタートしたという点で、「自己」概念の境界線を探るという根本テーマに通底している。
 

【Blume popoプロフィール】
2015年、当時中学生であった幼少期からの友人5人が集まり結成。
2017年には日本最大級のロックフェスROCK IN JAPAN FESTIVALの主催するコンペティション”RO JACK”の優勝アーティストに選抜。
“PoPo”(Post Pops)を標榜する音楽性の背景には、マスロックやポストロックなどオルタナティブなアプローチからの影響がある。

商品情報

Dress Meets Body

発売日:2024年9月18日(水)

収録曲(参加remixer):
1. NEW SKIN remix by phritz
2. 少年時代 remix by quoree
3. 逃現郷 remix by 是
4. まなざし remix by nu_imi

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