沖野俊太郎がアルバム『Soda Water Pool』リリース以来、2年4カ月ぶりの新曲『Untied』(アンタイド)を本日4月24日(水)に配信リリースした。
演奏、録音、ミックス、マスタリングまで全て本人が手掛けた、インディペントな感覚を思わせる少ない音数が繰り広げる透徹とした佇まい。
印象的なシンセベース、ループするリズムトラックに絡むメランコリックなギターフレーズが心地良く響くエレポップ。
初期Everything but the girlをどこか意識したというメロディを定評あるポップセンスで再解釈した現在地。
タイトル『Untied』は“解けた、縛られてない、放たれた”といった意味で、しんしんと降る雨の中をただフラフラ彷徨っているようなこんがらがったブルーな世界。
“あなたの顔も名前も忘れてしまったけど、感覚だけはまだ覚えている”という心象風景が感情を抑えながら、潤いのある歌声で丁寧に歌われるナイスでスムースなロンリーソウルだ。