ウェブマガジン「otonano」の特別企画として、漫画家・楳図かずおと音楽家・近田春夫のスペシャル対談が掲載された。
マンガ家として1950年代から活動、『漂流教室』や『まことちゃん』といった作品でも名高い楳図かずおは、1975年に作詞・作曲・歌唱・ジャケットイラストレーションのすべてを自身が手掛けたアルバム『闇のアルバム』を発表するなど、漫画家にとどまらない創作活動でも知られている。
そして近田春夫は70年代初期から音楽活動を開始、ロック、歌謡曲、テクノポップ、ヒップホップなどを横断する音楽性で表現を続ける一方、70年代後半以降は音楽活動と並行して数多くの雑誌連載、執筆活動を行ない、批評/評論の面からも日本の音楽史/音楽シーンを斬り続けている。近田のシングル「エレクトリック・ラブ・ストーリー」や「ああ、レディハリケーン」(1979年)といった楽曲に楳図が詞を提供するなど、ふたりは70年代より長きにわたって交流を続けている
▲『闇のアルバム/楳図かずお作品集』
昨年9月には楳図の『闇のアルバム』がアナログ盤で再発売、近田は新刊の準備中(シンコー・ミュージックより刊行)というタイミングでふたりの対談が実現した。楳図の音楽観や『闇のアルバム』にまつわる貴重なエピソードなど、まさしく必読の内容となっている。
▼楳図かずお×近田春夫 スペシャル対談
▼ウェブマガジンotonano
▼『闇のアルバム/楳図かずお作品集』【アナログLP】スペシャルサイト
▼楳図かずお大美術展 ―マンガと芸術の大転換点― 2024年3月2日(土)~3月17日(日)福岡にて開催
▼近田春夫オフィシャルサイト