
▲金原ひとみ・著『ミーツ・ザ・ワールド』/集英社 カバー
金原ひとみの小説『ミーツ・ザ・ワールド』が実写映画化されることが決定した。
死にたいキャバ嬢と推し活にハマる腐女子の二人を描いた 『ミーツ・ザ・ワールド』は、女性誌『SPUR』(集英社)連載時から反響を呼び、第35回柴田錬三郎賞を受賞。実写映画化に関する詳細は後日発表される。
また、金原ひとみデビュー20周年を記念したロングインタビューが、12月6日(水)発売の『
すばる』2024年1月号(集英社)に掲載される。デビュー直後の裏話、母になったことによる変化、震災およびコロナ以後の執筆など、小説を通して世界を観察してきた金原がデビュー後の20年を赤裸々に語ったインタビューに注目。
▲「すばる」2024年1月号掲載「デビュー20周年記念インタビュー」より(撮影/隼田大輔)
【金原ひとみプロフィール】
1983年東京都生まれ。2003年「蛇にピアス」で第27回すばる文学賞を受賞してデビュー。04年、同作で第130回芥川賞を受賞。ベストセラーとなり、各国で翻訳出版される。10年『TRIP TRAP』で第27回織田作之助賞、12年『マザーズ』で第22回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、20年『アタラクシア』で第5回渡辺淳一文学賞、21年『アンソーシャル ディスタンス』で第57回谷崎潤一郎賞、22年『ミーツ・ザ・ワールド』で第35回柴田錬三郎賞受賞。他『パリの砂漠、東京の蜃気楼』、『デクリネゾン』、『腹を空かせた勇者ども』、『ハジケテマザレ』などがある。
商品情報
ミーツ・ザ・ワールド
定価:1,650円(10%税込)
発売:2022年1月5日発売
出版社:集英社
ISBN : 978-4-08-771777-8
焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里(ゆかり)。人生2度目の合コン帰り、酔い潰れていた夜の新宿歌舞伎町で、彼女は美しいキャバ嬢・ライと出会う。「私はこの世界から消えなきゃいけない」と語るライ。彼女と一緒に暮らすことになり、由嘉里の世界の新たな扉が開く━━。
すばる 2024年1月号
発売日:2023年12月6日(水)発売
出版社:集英社
価格:1,100円(1税込)
金原ひとみさんのロングインタビューのほか、特集「子どもと本と未来と 座右の児童文学」と題し、深緑野分さんをはじめとする児童文学を愛する作家らによるエッセイ、児童文学研究者や写真家など2組の豪華対談などが収められる。さらに、桜木紫乃さんや石田夏穂さんの新作小説を一挙掲載。
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