歌謡曲の一大変革期からJ-POP前夜までを「名曲100選」と当事者の証言から再考する『歌謡曲 meets シティ・ポップの時代』(鈴木ダイスケ 著)が、11月16日(木)に発売される。
まだまだ歌謡曲が隆盛を誇っていた70年代。いわゆる“シティ・ポップ”と呼ばれるアーティスト、つまり「新しい才能」たちとの出会いと、80年代から始まる大変革期を経て、洗練を重ねながらJ-POP隆盛へと向かって行った90年代初頭。本書ではそれらの時代に生まれた名曲群から、独自の視点で100曲をセレクト。
当時のシーンに直接関わったプロデューサー、ソングライター、シンガー等関係者のインタビューもたっぷりフィーチャーしながら、現在のシティ・ポップ観ではこぼれ落ちがちな“接点”を改めて見直す、こだわりのガイドブックとなっている。
カバーイラストは江口寿史が担当し、80s~90s男性シンガーソングライターの魅力を語ったインタビューも掲載されている。
【鈴木ダイスケ プロフィール】
1970年生まれ。1999年よりフリーマガジン『アンダウン』編集長を経て、現在は雑誌『昭和40年男』等で漫画や韓流ドラマ等主にポップ・カルチャーについて編集/執筆を行っている。江口寿史との対談連載「回転違いのズル休み」は同誌連載中。
商品情報
歌謡曲 meets シティ・ポップの時代
2023年11月16日(木)発売
鈴木ダイスケ 著
カバーイラスト:江口寿史
A5判/192頁/2,530円(税込)
ISBN:978-4-401-65357-7
【掲載内容】
Part 1:“歌謡曲 meets シティ・ポップ” 名曲100選
Part 2:当事者たちが語る歌謡曲大変革の時代
[インタビュー]
木﨑賢治(音楽プロデューサー)
林哲司
菊池桃子
斉藤由貴
南野陽子
江口寿史と語る80s~90s男性シンガーソングライターの魅力
[コラム]
役者、芸人のシティ・ポップ歌謡
補遺:アイドル×シティ・ポップ人脈
平成の世に蒔かれたシティ・ポップの“DNA”