RYUICHI(河村隆一/Vo)とINORAN(Gt)、H.Hayama(葉山拓亮/Key)によるユニットTourbillon(トゥールビヨン)が、始動20周年を記念したライブ『Tourbillon Live 2023「20years Since Time Began」』を開催した。
2016年以来、約7年ぶりとなるライブは大きな注目を集め、8月5日(土)と25(金)、共に東京Zepp Hanedaで行なわれた公演のチケットは早々にソールドアウト。最終公演はU-NEXTによる独占ライブ配信が行なわれ、会場に足を運ぶことが叶わなかった多くのファンも画面越しに見守った。
ミラーボールが燦然と輝き、TOURBILLONという赤い文字がスクリーンに浮かび上がるとメンバーが登場。デビュー曲であり結成の発端となったドラマティックなナンバー「HEAVEN」で幕開けた。
「Tourbillon、カッコいいでしょ? どのバンドにも無いカッコ良さがある。もちろんLUNA SEAもそうだけど」と序盤でRYUICHIは誇らしげにコメントした。根底にあるロックバンドとしての熱量と激しさ、クラシカルな格調高さ、電子音楽を取り入れた構築美、懐かしさと新しさが共存する実験的なサウンド、遊び心とインテリジェンス。そういったあらゆる要素をミックスしたハイブリッドな楽曲を、生き生きと奏でていった。
約7年ぶりとなる待望の新曲「I'm going to love」を披露。Hayamaのピアノで始まる柔らかなタッチのミディアムナンバーで、人肌の温もり、大切な誰かを慈しむ気持ちを封じ込めたような優しい曲。ライブ終演からほどなくして、8月26日(土)0:00よりデジタル配信がスタートしている。U-NEXTのアーカイブ配信は9月4日(月)12:00にスタートする。