東京新聞(中日新聞東京本社)は、来たる8月29日(火)に日比谷コンベンションホール(東京都千代田区)にて、東京新聞特別企画『福田村事件』公開記念トークショーを実施する。
森達也監督をゲストに迎え、制作のきっかけや見どころ、撮影時のエピソードなどについて聞く。このトークショーに170名様をご招待する(応募多数の場合は抽選)。
イベント概要
映画『福田村事件』が9月1日(金)から公開されるのを記念して、森達也監督によるトークショーを開催。映画制作のきっかけや見どころ、撮影時のエピソードなどについて話していただく予定。
【東京新聞特別企画】
映画『福田村事件』公開記念トークショー(配給:太秦)
9月1日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国ロードショー
170名様ご招待(応募多数の場合は抽選)
※映画本編の上映はございません
【日時】2023年8月29日(火)19時00分開演(18時30分開場)予定
【場所】日比谷コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1-4 日比谷図書文化館B1F)
【ゲスト】森達也監督
【聞き手】望月衣塑子(東京新聞 記者)
【応募方法】下記URLよりご応募ください(東京新聞応募ページにリンク)
森達也監督 プロフィール
1956年、広島県呉市生まれ。テレビ番組制作会社から独立後、98年にオウム真理教の信者たちを被写体とするドキュメンタリー作品「A」を発表。ベルリン国際映画祭など多数の海外映画祭に招待され大きな話題となる。2001年には続編「A2」を公開した。映画作品は「311」(2011)、「FAKE」(2016)、「i~新聞記者ドキュメント」(2019)など。著書に「A3」(集英社インターナショナル)、「放送禁止歌」(光文社智恵の森文庫)、「死刑」(角川文庫)、「すべての戦争は自衛から始まる」(講談社文庫)など。近著は「千代田区一番一号のラビリンス」(現代書館)。
映画『福田村事件』イントロダクション
1923年9月1日11時58分、関東大震災が発生した。そのわずか6日後の9月6日のこと。千葉県東葛飾郡福田村に住む自警団を含む100人以上の村人たちにより、利根川沿いで香川から訪れた薬売りの行商団15人の内、幼児や妊婦を含む9人が殺された。行商団は、讃岐弁で話していたことで朝鮮人と疑われ殺害されたのだ。逮捕されたのは自警団員8人。逮捕者は実刑になったものの、大正天皇の死去に関連する恩赦ですぐに釈放された…。これが100年の間、歴史の闇に葬られていた『福田村事件』だ。
監督を務めるのは、森達也。長年ドキュメンタリーを主戦場にしてきた森が、自身初の劇映画に挑戦する。100年の時を超え、遂に、かつてない日本映画が公開される。
映画『福田村事件』あらすじ
1923年春、澤田智一(井浦新)は教師をしていた日本統治下の京城(現ソウル)を離れ、妻の静子(田中麗奈)と共に故郷の福田村に帰ってくる。智一は、日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であった。しかし、妻の静子にも、その事実を隠していた。その同じころ、行商団一行が関東地方を目指して香川を出発する。9月1日に関東地方を襲った大地震、多くの人々はなす術もなく、流言飛語が飛び交う中で、大混乱に陥る。そして運命の9月6日、行商団の15名は次なる行商の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。支配人と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いが、興奮した村民の集団心理に火をつけ、阿鼻叫喚のなかで、後に歴史に葬られる大虐殺を引き起こしてしまう。
【公式X(旧Twitter)】@fukudamura1923
応募要項
参加ご希望の方は、下記URLよりご応募ください(東京新聞応募ページにリンク)
▼応募多数の場合は抽選とします。
▼発表は案内状の発送をもって代えさせていただきます。
▼結果のお問い合わせには応じておりませんのでご了承ください。
【募集期間:2023年8月16日(水)まで】