2015年に日本レコード大賞企画賞、2021年にCDショップ大賞の歌謡曲賞を受賞するなど、その実力が高く評価されてきた民謡出身シンガーソングライター、朝倉さや。今年5月17日発売のスピッツ3年半ぶりのオリジナルアルバム『ひみつスタジオ』の収録曲「未来未来」にボーカルで参加していることが朝倉さやのツイッターで公表された。
そもそものきっかけは、朝倉がその出身地の山形弁でJ-POPの名曲を歌ってきたこと。その中でスピッツの「ロビンソン」や「楓」などをカバーし、YouTubeやアルバムで発表していた。YouTubeのコメント欄でも「どんなに上手な人が歌っても、なんだかんだで歌はオリジナルが1番良いと思っていましたが…この楓は素晴らしい」「こんなに響く歌声は初めて」「人を幸せにする歌声とはこの事だと初めて感じた」などと絶賛の声が集まっていた。
その朝倉のアルバムが関係者の手により草野マサムネの手に渡り、今回のレコーディングに参加しないかとの大抜擢オファーが届いた。昨年リリースした朝倉のアルバム『Life Song』のリリースに合わせても草野マサムネ(スピッツ)から「ずっと聴いていたい開放的な歌声!唯一無二だと思います」とコメントが寄せられており、その評価の高さが窺える。
スピッツのレコーディングに朝倉は昨年春に参加。メンバー全員と一緒にレコーディングを果たした。その楽曲がどう仕上がり、スピッツのニューアルバム『ひみつスタジオ』にどんな花を添えているか、5月のリリースが楽しみだ。
朝倉さやコメント
学生時代に文化祭で皆で歌ったり、カラオケで盛り上がったり、大人になった今もずっと大好きで、カバーもさせていただきました。人生の色んな場面にスピッツさんの音楽が一緒にいてくれて、沢山のパワーを頂いています。
そんなスピッツさんの楽曲に参加させていただいているなんて、まだ夢のようです。
参加させていただいた「未来未来」はじめ全曲楽しみで、アルバム「ひみつスタジオ」の発売が待ち遠しいです!