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ニッポンのリアルを知りたければ北関東へ行け! 『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』3月17日に発売決定!

2023.03.01

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室橋裕和・著『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』が3月17日に新潮社より発売される。
群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する一本の道。沿線でしか味わえないウマすぎ異国飯の向こう側にいたのは、日本を支える移民、難民、シン日本人たちだった。皿と人の間を走り抜けるロードムービー・ノンフィクションと言うべき一冊だ。
 
これまで著書『ルポ新大久保』や『日本の異国』で「日本に生きるアジア人」を描いてきたライター・室橋裕和の最新作の舞台は……「北関東」。
実は国内でも有数の「ガチ」エスニック料理が食べられるこの土地。車で進むうち、浮かび上がってきたのは1本の国道と、そこに住む日本を支えてきたシン日本人の姿だった。
帯には『孤独のグルメ』原作者・久住昌之と、『国道16号線』著者・柳瀬博一の推薦コメントも寄せられている。

はじめにより

北関東を東西に走るこの道路に沿って、移民ベルト地帯が形成されている。いうなれば、「エスニック国道」だ。
それはいったい、なぜなのだろうか。どうしてこの地域に、どんな事情で外国人が集まるようになったのか。そして彼らはどんな暮らしをしていて、地元の日本人はどう感じているのか……急速に「移民社会」化が進む日本の、縮図がここにはあるかもしれない。ついでにいうと、きっと本場の異国飯も楽しめるはずだ。
僕はそんなことを思って、じっくりと354を旅してみることにした。

出てくる街をご紹介

伊勢崎 バブルが異国の風を運んできた
太田・大泉 よそものたちがつくった街
館林 カレーの香りの向こうに難民
小山 宴は中古車オークションのあとで
古河 畑の中にぽつんとアジアン長屋
境 食べて、祈って、集まって
坂東 外国人が日本の土を守る
常総 亀仙人街は今日も大賑わい
土浦・笠間 農村から聞こえるタイ演歌
鉾田 エスニック国道の果てに

内容紹介

群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する一本の道、誰が呼んだか「エスニック国道」は知る人ぞ知る異国飯の本場だ。外国人労働者が集まるレストランやモスク、ときには彼らの自宅で著者がふるまわれるのは、湯気立ち上る皿、皿、皿。舌鼓を打ちつつ目撃したのは日本の屋台骨を支える「見えない人々」の姿だった。この国道はひと味違うぜ!
 
【著者紹介】
室橋裕和(むろはし・ひろかず)
1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報誌に在籍し、10年にわたりタイ及び周辺国を取材する。帰国後はアジア専門のライター、編集者として活動。「アジアに生きる日本人」「日本に生きるアジア人」をテーマとしている。現在は日本最大の多国籍タウン、新大久保に在住。著書に『ルポ新大久保』(辰巳出版)、『日本の異国』(晶文社)など。

商品情報

北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本

【著者名】室橋裕和
【発売日】2023年3月17日(金)
【造本】四六判
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-10-354981-9
【発行】株式会社新潮社

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