東京を中心に活動する3人組バンド、Bluemsが2023年からバンド名を“生活の設計”に改名し活動を開始。4月19日に1stアルバム『季節のつかまえ方』をリリースすることが決定した。本日、そのアルバムからの先行配信第二弾曲「むかしの魔法」をリリースした。
「むかしの魔法」は、1960年代アメリカのフォーク・ロックやポップスを下地に音楽への限りない愛を歌った、甘いメロディが特徴の1曲。アルバムのなかでも特に、明るく爽やかでありながらシュガー・ベイブを参照し練られた楽曲構成となっている。また、鍵盤奏者としてはジャズ・シーンで現在最も注目を集める若手のひとりで、石川紅奈(b, vo)とのユニット“soraya”でも活躍する壷阪健登が参加。音楽家でDJの小西康陽も同曲を“いま7インチのアナログで欲しい曲の第1位”と評した。
4月にリリース予定の1stアルバム『季節のつかまえ方』は、“街と季節”をコンセプトに制作。レコーディング中に「今の自分たちにもっと相応しいバンド名にしたい」と思い至り、装いも新たにした。アルバムにはシュガー・ベイブ、細野晴臣、サニーデイ・サービス、カーネーション、Lampなどから影響を受けた、“ニュー喫茶ロック”と言える全9曲を収録。
キーボードに壷阪健登(soraya)、バイオリンに奈良原裕子、フルートには佐々木雄大(シュガーダンス)など、ポップスの枠にとどまらずジャズやクラシックのフィールドから多彩なゲスト・ミュージシャンを迎え、楽曲に深みを加えている。レコーディング/ミックスは、ペトロールズ、never young beach、ゆうらん船、betcover!!、DYGLなどを手掛けるhmc studioの池田洋が担当した。
1月に配信リリースされた初音源「最近どうなの」は、富士五湖の絶景のなかメンバー3人が演奏するミュージックビデオも公開中だ。
小西康陽 推薦コメント
王位継承。つぎの世代の、あたらしい王子様が誕生した。
ハンサムなルックとチャーミングな音楽。それでいて彼らは「むかしの」音楽への敬意も忘れていない。
アルバムのラストの曲、はやく7インチを切ってください。