『WOMAD横浜──歴史から消えた日本のビッグ・フェスティバル』が12月21日(水)に刊行される。
大規模なフェスティバルはなぜ消えたのか。
その後の音楽フェスの原型となったフェスティバルが遺したものとは?
たくさんの困難を乗り越えて、世界の音楽を紹介してくれたのが「ウォーマッド横浜」だった。
──ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
現在、日本で隆盛をきわめる「フェス」の、その実質的な原点が「ウォーマッド横浜」だった。だがあれだけの巨大イベントも、今は語られることはない。そのナゼ、隠された秘密を、企画立案者だった横浜市の担当者が紐解いてみせた書籍。日本の地方行政のあり方にも踏み込んだ、相当にユニークな日本芸能史・そのエピック。
──藤田正(音楽評論家、プロデューサー)
1991年から1996年にかけて、横浜博覧会跡地(現・臨港パーク)ほかで開催された国際的文化イベント「WOMAD横浜」の内実を、当時、横浜市の担当者だった著者が生々しく語る。未発表写真多数。
特別寄稿:ピーター・バラカン、布袋泰博(スキヤキ・ミーツ・ワールド実行委員長)ほか
写真:菅原光博、石田昌隆、菊地昇
未発表の貴重な写真を網羅:都はるみ、坂本龍一、スザンヌ・ヴェガ、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン、パパ・ウェンバ、ユッスー・ンドゥール、デティ・クルニア、照屋林助、りんけんバンド、ほか
商品情報
WOMAD横浜──歴史から消えた日本のビッグ・フェスティバル
著者:指田文夫
監修:藤田正
発行:株式会社Pヴァイン
発売:日販アイ・ピー・エス株式会社
発売日:2022年12月21日
判型:四六判
ページ数:256頁
定価:本体2,000円+税
ISBN:978-4-910511-36-8