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ファン待望の恒例企画! 東京創元社の「復刊フェア 2022」が開催中!

2022.10.06

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ミステリ・SF・ファンタジイ・ホラーの老舗専門出版社・東京創元社が贈る「復刊フェア」は例年秋に開催され、ファンの間では待望のフェアとして知られている。
今年もTwitterで実施したアンケートの結果も参考に、古今東西の名作から厳選された9作品(10点)が復刊され、「名著復活」と記された帯がまかれて書店店頭に登場。
 
昨年から始めて大きな反響を呼んだ作家推薦作品を今年もラインナップに加えている。今年は宮部みゆき・米澤穂信・乾石智子という3人の人気作家の推薦作品。こちらにもご注目いただきたい。復刊フェア2022のラインナップは下記の通り。
*「※新カバー」とあるものは、復刊を機にカバーが新しくなったことを示す。
 

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ミステリ

ヒラリー・ウォー/吉田誠一訳『事件当夜は雨』 ※新カバー
雨夜の殺人を捜査するフェローズ署長。警察小説の雄の代表作。
《宮部みゆき推薦!》
「落ち込んだときに取り出しては読み返す、暗夜の灯台のような作品。」
 
F・W・クロフツ/大庭忠男訳『スターヴェルの悲劇』 ※新カバー
荒野の屋敷で起きた焼死事件に挑むフレンチ警部。初期の傑作。
 
ドロシー・L・セイヤーズ/浅羽莢子訳『五匹の赤い鰊』 ※新カバー
ピーター卿が六人の容疑者から犯人を推理する傑作謎解き長編。
 
M・D・ポースト/菊池光訳『アブナー伯父の事件簿』
アメリカ開拓時代を舞台に名探偵アブナーの活躍を描く全14編。
《米澤穂信推薦!》
「ここにはミステリとアメリカ、それぞれの若き日の姿がある。そこでは敬神と合理、法の尊重と自力救済が矛盾なく同居している。」
 
S・J・ローザン/直良和美訳『冬そして夜』
私立探偵ビル&リディア最高傑作とも称されるMWA賞受賞作。
 
天藤真『鈍い球音』 ※新カバー
野球監督の消失事件に端を発する『大誘拐』著者の傑作長編。

ホラー・ファンタジイ

パトリシア・A・マキリップ/原島文世訳『茨文字の魔法』
王立図書館で働く少女が王国の危機と闘う魔法と伝説の物語。
《乾石智子推薦!》
「読者は一粒のさざれ石となって、万華鏡の海を漂うことになるだろう」
 
アーサー・マッケン/平井呈一訳『怪奇クラブ』 ※新カバー
妖しき戦慄と陶酔に満ちた怪奇の数々を、名翻訳家の筆で贈る。

SF

ジュディス・メリル編/浅倉久志他訳『SFベスト・オブ・ザ・ベスト』上下
『年刊SF傑作選』の未訳分5巻から厳選した傑作中の傑作集。
 
東京創元社2022年復刊フェア・全作品紹介は下記の通り。
 
復刊フェアは10月上旬から全国の書店にて開催中。開催書店は下記にて確認できる。
 
【注意】
◉書店様によってフェア開催時期が異なります。開催書店リストに掲載されていても店頭に並んでいないことがございます。
◉お近くの書店に在庫がない場合は、お取り寄せが可能です。
◉銘柄によっては出版社在庫が少なくなり、お取り寄せにお時間がかかることがございます。あらかじめご了承いただきますよう、お願いいたします。
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