親近感のある人柄や、ジャンルを問わず自由自在に弾きこなす圧倒的なスキルに裏打ちされたプレイ・スタイルがYouTubeで注目を集め、オフィシャル・チャンネルのフォロワー数106万人を誇るフリー・スタイル・ピアニスト“けいちゃん”が、9月7日に新曲「Zero Rhapsody」（読み：ゼロ・ラプソディ）をデジタル・シングルとして配信リリースし、本日そのミュージック・ビデオも公開した。

 

▼「Zero Rhapsody」MV：https://youtu.be/XkhEGtv3xpE

 

けいちゃんは高校時代の修学旅行でロンドンを訪れた際、現地で話題となり始めていたストリート・ピアノに出会い、その魅力に気付いた事に端を発し、音楽大学進学後は型にとらわれない演奏の楽しさに惹かれ、ジャンルの垣根を越えた演奏スタイルを進化させていった。

2019年からは本格的な音楽活動をスタート。カバー曲等を変幻自在に弾きこなすYouTubeへのストリート・ピアノの投稿は総再生回数2億8千2百万回を数える。2021年秋からはTBS系朝の情報番組『THE TIME,』の火曜・金曜にレギュラー出演中で、お茶の間での認知度も非常に高いピアニストだ。

 

昨年リリースしたデビュー・アルバム『殻落箱』（読み：ガララバコ）では演奏、作曲に留まらず、作詞とボーカルにも挑戦し、その卓越した才能が大きな反響を呼んだが、今作では原点であるピアノ・プレイにフォーカス。ピアノを通じて歌うことと同様の情熱と躍動、感動を与える既存のインストゥルメンタル作品の枠を超えるサウンドを展開。ストリート・ピアノでの魅力とはまた異なった、オリジナリティー溢れるソング・ライティングやプレイを堪能出来るナンバーとなっている。

 

ミュージック・ビデオは栃木県にある大谷石の採石場跡の坑内で撮影。真夏の撮影にも関わらず坑内の気温は10度前後と冬並みの気温の中で熱演。またミュージック・ビデオでは分からないが、転がってしまいそうな斜面に設置されたピアノを斜めになりながら演奏しているシーンもあるとの事。CGやエフェクトの効果も加わり、クールで見応えのあるミュージック・ビデオに仕上がっている。

特に朝の情報番組での穏やかなけいちゃんしか知らない方は、その格好良さに度肝を抜かれるはずなのでぜひチェックしていただきたい。また、今作を皮切りに3カ月連続での新曲リリースも予定している。

 

現代の私達が生きている、ありとあらゆる人達と容易に繋がる事が出来る様になったこのネット社会は、便利になった反面、自分を含め多くの人たちが、情報の波に飲み込まれ、翻弄され、息苦しさを感じながら生きています。これは、人間以外の生き物達は皆ただ生きることに必死で、余計なことは考えず命を謳歌しているのに対し、人間という生き物は余計な情報や感情、他人の意見に左右され行き詰まることが多いからだと思います。

この曲「Zero Rhapsody」は、そんな事に対するアンチテーゼとして書いた曲です。タイトルは、高揚した感情を熱狂的かつ情熱的に自由にゼロから始めたいとする思いを込め名付けました。この曲を聴く事で、皆さんが囚われた気分から解放され、純粋で自分らしいポジティブなマインドで毎日を過ごして貰える様になってくれる事を願っています。一緒に楽しみましょう。