現在、「魔法の絨毯」の総ストリーミング回数が1億6千万回を突破中のシンガーソングライターの川崎鷹也が新曲「愛の灯」のミュージックビデオを公開した(URLはこちら)。
今回のミュージックビデオは、YOASOBI(作品「優しい彗星」)など数多くのアーティストを担当した新進気鋭のアニメーション作家、門脇康平と川崎鷹也が初めてタッグを組んで制作された。
「愛の灯」は、パナソニックのWEBムービー『手書きのレシピ』のために書き下ろされ、愛する人からの“巣立ち”を歌った楽曲で、愛する人の元を去る時に抱く、何気ない日常を愛しく感じる感情や、巣立っていく者の強い決意が川崎らしい繊細かつ、等身大な歌詞で綴られ表現されている。
ミュージックビデオは、タイムマシンに乗って未来からやってきた少年と老人との出会いから始まる、ファンタジー要素のあるストーリー仕立ての作品。流れる月日とともに増えていく2人の思い出と絆。そして少年と老人の別れを、門脇監督の生み出す優しく温かみのあるアニメーションで丁寧に描かれている。
ミュージックビデオ制作初期段階から、川崎と門脇監督が綿密に意見を交わし制作された本作には、川崎の幼少期の実体験が盛り込まれているほか、川崎自身が故郷や自宅で撮影した写真や、門脇監督自身が撮影した空のタイムラプス映像等が作中で使用されており、実写とアニメーションが見事に融合した新感覚の映像作品となっている。
登場人物の表情や背景の細部にまでこだわりが詰まった、門脇監督が自己最高傑作と評する出来栄えで観るたびに新たな発見や気づきのある何度も観ていただきたい作品。監督がこだわったという「愛の灯」を象徴する光の表現にも注目だ。
川崎は、今回門脇監督と一緒にミュージックビデオを制作して、「門脇監督と本気で意見を交わし合いながら創り上げる中で、作品に対する愛情がより大きなものになりました」と語った。
なお、「愛の灯」のMV制作現場に密着した模様は、映像配信サービス「ひかりTV」で配信中の番組「MUSIC VIDEO CREATOR」で視聴可能。
門脇康平監督コメント
このMVは、別れという誰しも体験したことある事柄をタイムマシンの設定や、牧歌的な舞台設定にすることでファンタジックに描きました。ずっとこんな世界観の作品を作りたいと思っていました。
それもこれも、川崎鷹也さんと共に作り上げていくことができたからこその表現だと思ってます。
何度観ても楽しんでいただけるように細部まで作り込みましたので、宜しくお願い致します。
川崎鷹也コメント
生まれ育った故郷を離れて闘う日々。寂しさもあるけれど、あの時の愛が途切れぬよう、そして変わらぬよう、そんな想いを込めて「愛の灯」を作りました。今回ミュージックビデオを門脇監督と本気で意見を交わし合いながら創り上げる中で、作品に対する愛情がより大きなものになりました。共に表現したこの作品が全ての方に届きますように。