アツキタケトモが5月18日、ユニバーサルミュージック内のレーベル“ZEN MUSIC”よりDigital Single『Outsider』をリリースした。
本楽曲は誰しもが抱いているであろう人間関係における葛藤を、軽快でダンサブルに歌い上げた異色のアッパーチューン。同曲のミックスエンジニアには、宇多田ヒカル、藤井風、iri、小袋成彬などを手がける小森雅仁を迎えており、歌声・演奏の質感ともに最先端のサウンドに仕上がっている。
また、映像ディレクター・ナカジマセイトと共同監督を務めた本人出演のMVも公開。本映像は電車をモチーフに、様々なテーマ性を持った車両を用い複数キャストで楽曲を描き出す内容となっている。
アツキタケトモ コメント
どこにも居場所がないような、どこに居ても“居ていい場所”がないような、そんな感覚を抱きながら生きてきました。きっとそういう人は僕以外にもいるんじゃないかと思います。というより、いたらいいなという願いがあったりします。自分だけだと思っていても、案外同じ痛みを抱えている人はどこかにいる。そんな希望、はたまた幻想を抱きながら、“孤独”をドレスコードにして、一緒に踊りませんか? そんな歌です。だからこそ思いっきり弾けました。全てを振り切るためにね。
【アツキタケトモ プロフィール】
2020年7月より活動開始。時代やジャンルを問わず過去の膨大なアーカイブを吸収し、「ポップスの普遍性」を日々研究、追求するシンガー。歌謡曲に影響を受けたメロディに乗せ、現代社会の陰を描き、オルタナティブなサウンドを掛け合わせた独自の音楽性を追求している。
作詞・作曲・編曲・演奏・録音までを全て一人で行った1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2021年7月には、10カ月ぶりの新作となる2ndアルバム『幸せですか』をリリースした。