ラジオ局J-WAVE(81.3FM)は、本年4月1日よりNFTを活用した新人アーティスト発掘&育成プロジェクト「J-WAVE MUSIC ACCELERATOR PROGRAM」通称MAP(マップ)のプロジェクトをスタートしている。
そしてこの度、次世代アーティストを支援・育成する、豪華メンター第2弾が発表された。
日本を代表するクリエイターチームがMAPメンターに就任
MAPのメンターとして、J-WAVEのワイドプログラム『INNOVATION WORLD』のナビゲーターで開発者、AR三兄弟長男の川田十夢、『TOPPAN INNOVATION WORLD ERA』ナビゲーター、ライゾマティクスの真鍋大度、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文、東京パラリンピック閉会式のプロデュースも手掛けたクリエイティブディレクターの小橋賢児、『鬼滅の刃』のテーマ曲「紅蓮華」作曲者の草野華余子ら12組がすでに発表されている。
この度、新たに音楽×総合クリエイティブカンパニー agehasprings、レーベル・アーティストマネジメントを手掛けるorigami PRODUCTIONS、クラムボンのミト、そして日本のライブハウス文化を牽引するロフトプロジェクトの4組がMAPメンターに決定。MAP選出アーティストの成長をアクセラレーション(加速)していく。
参加メンター / 五十音順
◉agehasprings
数々のヒット曲を手掛け、気鋭のクリエイター、アーティストを輩出し続ける音楽×総合クリエイティブカンパニー。
音楽プロデューサー玉井健二を筆頭に、蔦谷好位置、田中ユウスケ、百田留衣、飛内将大、横山裕章など、日本を代表するヒットメーカーを多数擁し、アーティストAimerも所属する。YUKI、ゆず、中島美嘉、JUJU、米津玄師、Official髭男dism、back number、あいみょん、菅田将暉、Aimer、緑黄色社会など第一線で活躍するアーティストのヒット曲を創出し続け、手掛けたCDおよびDVDの総売上枚数は1億枚を越える(2004年~2021年1月時点)。ハイクオリティな音楽を創出するブランドとして国内外のアーティスト、クライアントから高い支持を得ている。
また、ホログラム、AR演出、3DCG技術を駆使したライブイベントのプロデュース、気鋭の才能をマッチングした音楽映像作品をグローバルに発信するプロジェクト、作曲AIの開発など、創造性をインスパイアし、クリエイター、アーティストの持続的成長を実現する社会の構築のため、テクノロジーを活用し多角的に事業展開している。https://www.ageha.net
◉origami PRODUCTIONS
1枚の紙でなんでもできるオリガミのように、楽器1つでどんな音でも奏でることができるミュージシャンが集うクリエイターチーム、レーベル。
Ovall、Kan Sano、Michael Kaneko、Hiro-a-key、Shingo Suzuki、関口シンゴ、mabanua、Nenashiが所属。
2007年に東京で産声をあげ、常に“音の鳴る方へ”と歩み続け、今に至る。
渋谷のアンダーグラウンドで盛り上がっていたジャズ、ソウル、ヒップホップを軸としたジャムセッションムーブメントを世界中の音楽ファンに届けるべくスタートしたが、現在はより自由な表現を追い求め、ジャンルレスでボーダレスなスタイルで活動の幅を広げている。
所属アーティストは国内外での大型フェスの常連であると同時に、映画・ドラマ・アニメやCM音楽の制作、また世界中のアーティストをプロデュース、リミックス、演奏などでサポートしている。https://ori-gami.com
◉クラムボン・ミト
1975年5月6日生まれ。東京都出身。
クラムボンのバンドマスターとして、ベース、ギター、キーボード他を担当。デビュー以来クラムボンのほとんどの楽曲はmitoによるものであり、自身のバンド以外にも、楽曲提供、演奏参加、プロデューサー、ミックスエンジニアとして、多くのミュージシャンを手がけるほか、映画やTV、アニメなど幅広く楽曲制作を行っている。http://www.clammbon.com
◉LOFT PROJECT(ロフトプロジェクト)
1971年創業。以来、70年代のロック勃興期に、荻窪ロフト、下北沢ロフト、新宿ロフトなどライブハウスを次々とオープンし、日本のライブハウス文化を牽引する。1995年にトークライブハウス・ロフトプラスワンをオープンして以降は、音楽のみならず、サブカルチャー全般を対象としてライブカルチャーと伴走している。現在、東京、横浜、大阪で10店舗を運営。http://www.loft-prj.co.jp
メンター一覧は公式ホームページを参照していただきたい。
MAP参加アーティストのエントリーは5月8日(日)まで
現在、MAPへの参加アーティストをプロ・アマ・年齢・国籍問わず幅広く募集中。バンド、シンガーソングライター、ラッパー、ボーイズグループ、ガールズグループ、VTuberなど形態もジャンルも問わない。
J-WAVEと豪華メンター陣がおよそ半年間のMUSIC ACCELERATOR PROGRAM(MAP)を通じてアーティストの可能性を引き出していく。エントリー〆切は5月8日(日)。奮ってご応募いただきたい。
詳細・エントリーはこちら。なお、MAP選出アーティストの発表は、5月27日(金)を予定している。
【MAPスケジュール】
◉2022年4月1日(金)~5月8日(日):エントリー受付
◉2022年5月上旬~中旬:審査後MAP選出アーティスト発表(3~4組予定)
◉2022年6月~10月:デモ音源制作、ラジオ出演、ライブ演出企画立案
◉2022年10月22日(土)23日(日)イノフェスでライブお披露目
※スケジュールは状況により変更になる場合があります
「J-WAVE MUSIC ACCELERATOR PROGRAM」とは
ミュージックシーンが急速にデジタル化するなか、アーティストは従来の音楽家の枠を超えた、スタートアップ企業のような存在になってきました。音楽を制作するだけでなく、自身のブランディングやマーケティング、ビジュアルコンセプトまでを幅広く手掛けるスキルが必要になってきました。それらを身に着けるにはプロの知見やスキル、そしてテクノロジーの助けが必要です。
一般的なスタートアップ企業には、自身の成長を加速させる「アクセラレーター・プログラム」という仕組みが存在します。これは大企業が将来性のあるスタートアップ企業を、協業や出資を目的として自社のリソースを提供したり、アドバイスや指導を行うメンターを付けたりして、一定期間さまざまな形で支援・育成するプログラムです。
しかし、ミュージシャンにはこのようなアクセラレーター・プログラムがありません。そこでJ-WAVEは、将来性のある次世代アーティストをスタートアップとみなし、彼らに向けた公開型のミュージック・アクセラレーター・プログラム(以降MAP、読み:マップ)を開催いたします。
MAPは、次世代アーティストを発掘し、J-WAVEと豪華プロデューサー、そしてクリエイター陣がメンターとなってアーティストを育成していく新しい試みです。ラジオのオンエアと動画配信を通じて、MAPアーティストの成長過程を公開しながら、4月からおよそ半年間をかけて進行していきます。
イノフェスのメインステージで成果を発表
スタートアップ企業のアクセラレーター・プログラムには、成果を発表する「デモデー」が存在します。MAPも同様に、アーティストがライブを披露するデモデーを実施します。
実施日は10月22日(土)、23日(日)の2日間。六本木ヒルズで開催する音楽とテクノロジーの祭典「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA」(通称イノフェス)のメインステージで、ライブパフォーマンスを披露します。
NFTを活用したアーティスト育成について
MAPの最大の特徴は、NFTを活用したアーティスト育成です。NFTとはNon Fungible Token(非代替性トークン)の略で、ブロックチェーン技術を使ってデジタルデータの所有権を保証することができる仕組みです。
今回のMAPでは、選出されたアーティストの皆さんに約半年の間に、デモ音源を3~4曲制作いただき、それをNFTとして販売していきます。
販売収益は手数料、運営費を除いて次のデモ音源制作費になります。
J-WAVEではこのMAPプロジェクトを通じて次世代アーティストを発掘、育成していきます。今後の展開にご期待ください。