富山を拠点に日本の記念日を祝うクリエイター集団=ザ・おめでたズが、“たばこの日”である1月13日(木)に新曲「たばたば」を配信リリース。同時にYouTubeチャンネルでミュージックビデオも公開された。
「メンバーに喫煙者が多いこともあり、いつか喫煙の曲作ろうとしてた」というこの曲。昨年12月にハウスのインスト集を出したばかりのプロデューサー“やじまたくま”によるビートだが、今回は正統派なジャジーヒップホップ。同じくメンバーのセキハラグチ作による煙の描写がポップなアートワークも冴え渡っている。
ミュージックビデオは、メンバーの太郎が監督名義“Talo”として制作。「昔の映画だったりテレビ番組だったり、煙草を吸っているシーンを見ると無性に煙草が吸いたくなる。この時代に、そんなミュージックビデオを作りたかった」(Talo談)と制作を振り返る。メンバーきってのヘヴィースモーカーでもあるTOMOROをメインキャストに、TOMOROの実家がある福島県で撮影された。ゆったりとした時間をタバコとともに戯れる、心地よい映像作品となった。
Talo a.k.a. 太郎コメント
編集作業を進めていたところ、あるメンバーから「煙草を吸うシーンが多過ぎてちょっと気持ち悪くなる」と言われたので、3シーンほどカットしました。程よい煙草シーンも織り交ぜた「たばたば」ミュージックビデオとなりましたので、是非ご覧ください。
「たばこの日」とは?
ちなみに“たばこの日”は、終戦翌年(1946年)の1月13日に、タバコ「ピース」が初めて発売されたことに由来。既存のタバコが10本入りで20〜60銭だった当時、10本で7円という高級タバコであったが、平和を願って「ピース」と命名されたという。