富士急行株式会社では、 2021年12月22日(水)より、 富士急行線・下吉田駅の列車接近音を、 地元出身のロックバンド「フジファブリック」の楽曲に変更。
下吉田駅は、 ロックバンド「フジファブリック」のフロントマンとしてボーカル・ギター、 作詞作曲を手掛けた志村正彦の故郷。 今回の導入は、 志村の同級生である富士急行株式会社の社員が声を上げ、 ご家族をはじめとし、 関係各所より多大なるお力添えを頂き実現。 今回導入するのはフジファブリックの中でも代表的な2曲で、 河口湖方面行きは「若者のすべて」、 大月方面行きでは「茜色の夕日」が、 それぞれ列車接近時に流れる。 なお、 富士急行線として初めて、 メロディへの編曲を行わず楽曲そのものを使用することで、 志村さんの歌声と音楽をそのまま届ける。
また、 これに合わせ、 下吉田駅のホーム上には、 志村のプロフィールや楽曲の紹介を記載したパネルを設置するほか、 オリジナルデザインのヘッドマークとポスターを掲出した列車も12月22日(水)~1月10日(月祝)の20日間限定で運行。今後も富士急行線では、 志村の遺したすべての人の心に響く音楽・歌声を、 より多くの人に知ってもらうための取り組みを、 継続していうくとのこと。
【列車接近音の導入概要】
列車接近音とは、 ホーム上にいるお客様に向けて、 列車が近づいてきていることを知らせるためのもの。 列車接近アナウンスの後に40秒ほど楽曲が流れる。
■導入場所
富士急行線「下吉田駅」1・2番線ホーム
■導入日時
12月22日(水)下吉田駅に15時以降に到着する列車より切替え
※当日の運行状況や機器調整により多少前後する場合がございます。
■曲 名
1.「若者のすべて」 河口湖方面行き(1・2番線共通)
2.「茜色の夕日」 大月方面行き(1・2番線共通)
【下吉田駅のホーム上に紹介パネルを設置】
下吉田駅のホーム上に、 志村正彦のプロフィールや、 今回導入する楽曲について紹介したパネルを設置。 デザインはフジファブリックのCDジャケットやグッズデザインを手掛けていた柴宮夏希が担当。 日本国内だけでなく、 海外にも多くのファンを持つ志村のことを、 この地を訪れる世界中の方に知っていただくため、 プロフィールは英語・中国語・タイ語の翻訳もついている。
【オリジナルヘッドマーク付き列車の運行】
今回導入する2曲のもつ叙情的な雰囲気を一枚に表現したオリジナルデザインのヘッドマークを付けた車両を、 導入日当日より20日間限定で運行いたします。 志村正彦の音楽を世の中に広く伝えたいという思いが込められている。
■運行期間
2021年12月22日(水)~2022年1月10日(月祝)
■運行計画
普通列車を中心に運転