株式会社白泉社は、 お笑い・芸人・テレビをテーマにしたコラム&レビュー電子雑誌「読む余熱 VOLUME 3」を10/29から発売。
「読む余熱」の第3号は「キングオブコント2021」を大特集。執筆陣は、 お笑いやテレビをテーマにした記事やコラムがネットを中心に人気の飲用てれび、 すが家しのぶ。お笑いライブやイベントを数多く主催し、 キングオブコントの音響オペレーターも担当するK-PRO代表の児島気奈。 ギャグやコメディを中心に描いている漫画家の原克玄、 山本さほ。 マヂカルラブリーの応援サイト・ツイッターをすさまじい正確さと量で運営する非公式アカウントの中の人、 マヂカルラブリーinfo。 お笑いマニアが一目置くお笑いマニア、 けうけげん。 7名による「キングオブコント2021を見た!」の余熱をぜひ浴びよう。
「はじめに」より
すごい大会でした。 いわゆるひとつのまさに「神回」というものだったのではないでしょうか。 トップバッターの蛙亭からトリのマヂカルラブリーまで、 ずーっと面白くてとりどりのコントが続いて最高でした。 結果は9番目に登場した空気階段が歴代最高得点を獲得し、 ファイナルステージでも見事に魅せてくれての優勝でした。 出場者の熱演に魅入り、 僅差の採点に白熱し、 審査コメントを楽しみ、 脱落の悔しさに心打たれ、 なによりただただ面白く笑いました。 笑い続けました。 第14回目となった「キングオブコント2021」。 その激闘と感動と爆笑の記憶を記録する「読む余熱」、 お求めいただき誠にありがとうございます。 「読む余熱」vol.3 は 「キングオブコント2021」 について7名の書き手の方にご登場いただきました。 飲用てれび さんは、 いま最もお笑いやテレビについての記事を書かれている方だと思います。 すが家しのぶ さんはお笑い系のDVDコレクターで、 お笑いコンテストやネタについての記事は特にうならされます。 児島気奈 さんはお笑いライブやイベントをとんでもない数開催するK-PROの代表で、 多くの芸人さんとお仕事をなさっています。原克玄 さんはギャグ漫画家で、 たくさんの濃いキャラクターや笑えるシチュエーションを生み出してきました。
山本さほ さんも漫画家で、 特にエッセイ系の漫画での誰もが経験するけど気に留めないような日常・感情・いろんな人々の描写が秀逸です。マヂカルラブリーinfo さんはその名の通りマヂカルラブリーのファン活動をする非公式アカウントの中の人で、 その追いかけぶりと発信ぶりは衝撃的です。 けうけげん さんはお笑いマニアに一目置かれているお笑いマニアで、 「ケータイ大喜利」「IPPONグランプリ」「アウト×デラックス」などでも有名です。 本書を読んでいただきましたのち、 今回や過去のキングオブコントを見返したくなったり、 色んな芸人さんのコントキャラクターやシチュエーションを語りたくなったり、 そんなふうになってくれたらと思っております。 前置きが長くなりました。 「読む余熱」第3号、 お楽しみいただけましたら幸いです。