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映画『ONODA 一万夜を越えて』特報と茂木健一郎ら各界からのコメント初解禁!

2021.09.27

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1974年3月、終戦後約30年の時を経て帰還し「最後の日本兵」と呼ばれ、社会現象になった旧陸軍少尉・小野田寛郎の潜伏期間の史実を元に着想、映画化された『ONODA 一万夜を越えて』が10月8日(金)より全国公開。
 
終戦後も任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島にて約30年間を過酷なジャングルの中で過ごした小野田寛郎を描いた本作。ダブル主演を務めた遠藤雄弥と津田寛治が満身創痍でジャングルでの小野田寛郎役に挑み、その他にも仲野太賀、松浦祐也、千葉哲也、カトウシンスケ、井之脇海、足立智充、吉岡睦雄、伊島空、森岡龍、諏訪敦彦、嶋田久作、そしてイッセー尾形ら実力派俳優陣が出演し、カンボジアの地で約4ヶ月の撮影に挑んだ衝撃作。
 
この度、日本公開まで2週間をきり、特報第一弾が解禁、同時に一足先に作品を観た茂木健一郎さんら各界の著名人からのコメントも続々到着。遡ること約30年前、1944年に若干22歳にしてルバング島に着任し秘密戦の実行の命を受けた遠藤雄弥演じる小野田寛郎が日々晒される命の危険と友の死に傷つき、精神を蝕まれながらも「玉砕は一切まかりならん」という上司の命令を守り続けた、“過酷”などという言葉では表しきれないほどの日々が垣間見える特報。
 
鎌田實(医師・作家)コメント
「必ず生き延びろ」という絶対命令。小野田の生きぬく力がすごい。どんな世界でも成功した男だ。戦争はNoと思わせる痛み、孤独、不安の見事な映像。必見!
 
茂木健一郎(脳科学者)コメント
かくも長き時間、自らの「使命」と「運命」に誠実に向き合おうとした姿勢に震撼し、心を打たれる。小野田さんの「一万夜」を照らしていたのは、人間の「魂」の放つ光だった。
 
サエキけんぞう(作詞家、アーティスト)コメント
自分はこんな生活ができるのか?知り得ない究極の状況と感情、誰もが覗き見たかったジャングルを息遣いまで体感できる。日本の起こした戦争、歴史の闇を照らし出す素晴らしい映像がフランス人監督であることが驚き!
 
清水崇(映画監督)コメント
若い魂を縛り付けた戦争という名の洗脳。その類稀なる屈強な精神を問い続けられる3時間。しかし本作の鑑賞を経て想わされるのは、小野田さんや仲間の生きた途方もない30年…実に約1460倍の時間。そんな日本人の精神の記憶と歴史を描いてくれた、フランスの監督に感謝したい。
 
名越康文(精神科医)コメント
この映像は歴史的快挙と言わざるを得ない。すべての人間の悲劇、戦争の無意味さ虚しさを超えて、私はこの男に深い敬意を抱く。そして、目前に大自然があるにも関わらず、戦争に没入するしかない近代人の「脳優位」の狂気に、心底哀しみを感じる。
 
★★★★★ リベラシオン(フランス老舗新聞)コメント
フィリピンの孤島で第二次世界大戦を30年間戦い続けた日本人を主題にした本作はアルチュール・アラリの長編第二作である。平和も死も受け入れられなかった男の物語を美しく描き出している。
 
★★★★ カイエ・デュ・シネマ(フランスの映画批評誌)コメント
古典映画を再解釈した形式主義的演出。作品は瞑想にも似た独自のテンポを見出していく。
 

Live Info.

映画『ONODA 一万夜を越えて』

10月8日(金)全国公開
©bathysphere ‐ To Be Continued ‐ Ascent film ‐ Chipangu ‐ Frakas Productions ‐ Pandora Film Produktion ‐ Arte France Cinéma

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