LGBTQの可視化を図るプロジェクト、 「OUT IN JAPAN」第三弾テーマソング「はじまりはありがとう」のMVがついに公開された。リリース当時TikTokを始めとしたSNSで楽曲を使用して「ありがとう」と感謝を伝えるブームが起きた本楽曲。
元々は天道自身がLGBTQであり、 人と違うということで悩んでいたという経験を基に制作した楽曲だが、 “この曲のメッセージを聴こえない人たちにも伝えられないだろうか”という想いから制作られた本ミュージックビデオは全編完全手話MVとなっており、 「全ての方」が楽しめる内容となっている。
“音楽は耳で楽しむもの”という常識を覆し、 聴覚障害がある方にも伝わるMVをテーマに作成されており、 MVには歌詞を全て手話で表現するため、 手話制作を手話エンターテイメント発信団oioiが担当、 そして振り付けをダンスと手話で音楽を表現するUD(ユニバーサルデザイン)ダンスを立ち上げた北村仁氏が担当。 子供から大人まで、 聴覚障害がある、 ないに関わらず、 全ての世代の老若男女が自らの想いを手話で表現している。 手話を通じて、 曲に込められたメッセージが伝わってくるこのミュージックビデオはまさに、 ”聴こえる人と聴こえない人の壁”を壊した作品となっている。