ハリウッドが製作協力した映画「おかあさんの被爆ピアノ」の五藤利弘監督と制作スタッフが第38回日本映画復興賞奨励賞を受賞。 5月29日土曜日に新宿農協会館で人数を制限し授賞式が開催された。
この映画は被爆3世の女子大学生が被爆ピアノを通じて、 戦争や自身のルーツについて思いを馳せる物語で、 全国に被爆ピアノの音色を届ける調律師の矢川光則さんの活動がモデルになっている。
ハリウッドは96年の社歴のなかで戦争や震災を経験し、 広島では戦後の復興をメイ牛山のいとこの吉武弘子の美容室を通じて活動、 現在でも朗読家 飯島晶子さんの広島の平和朗読チャリティコンサートにも協力し、 今回の映画製作となった。
受賞を受けて五藤監督は「戦争や被爆ピアノをめぐる物語が一過性にならないよう思いを伝え続けたい」とコメント。 また主演の武藤十夢は「平和が当たり前である世の中がいかに幸せなことなのか」と、 あらためて平和の意義を毎日の平和への感謝を語る式典となった。
ハリウッド コメント
ハリウッドは、 こういったコロナ禍であっても、 社会と平和、 ヒューマニズムに意義ある文芸活動に協力を継続できたことは嬉しい限りです。 低予算映画ですが全国各地で小さく上映が続いております。 機会のある方はぜひ劇場に足をお運びください。