Rooftop ルーフトップ

NEWS

トップニュースStray Kids、"探偵"に扮したメンバーたちがSTAYとともに珍クエストに挑む! 初の配信ファンミーティングを開催!

Stray Kids、"探偵"に扮したメンバーたちがSTAYとともに珍クエストに挑む! 初の配信ファンミーティングを開催!

2021.02.22

eventsozai1(main).jpg
Stray Kidsが2月20日、グループ初となるファンミーティング「‘Stray Kids 1ST #LoveSTAY 'SKZ-X''」を開催。約3時間に渡って、STAY(Stray Kidsファンの呼称)と特別な時間を過ごした。彼らがファンとともに過ごすのは、昨年11月に行われたワールドツアーの配信ライブ以降はじめて。この日のために準備を重ねてきた約3ケ月間はかけがえないものになったようだ。感動と笑い、そして癒しを届けたイベントの様子をお届けする。
 
今回のテーマ、“探偵”に扮したStray Kidsメンバーたちひとりひとりが映し出されるオープニング映像から、舞台中央に画面が切り換わり、白トップスに身を包んだ8人が登場。羽ばたくように美しいダンスとともに「Spread My Wings」を全身で奏でる。続いて、息がつまりそうなこの世の中を打破するラップとエモさが光るボーカルで「Voices」を歌う。そして、チャンビンのラップから始まる「TOP」で序盤のライブパートを疾走した。
 
挨拶の第一声は「STEP OUT! Stray Kidsです!」とおなじみのフレーズ。「ファンミーティングがはじまる前はかなり緊張していたけど、(モニターに流れてくるSTAYの)コメントを見たら、すごく力になりました」とリーダーのバンチャン。一息ついてほっとした様子だ。そしてスンミンが「今日はStray Kidsではなく、‘SKZ-X’の探偵となって活躍するので、みなさんも一緒に楽しんでください!」と、彼らにとって初のファンミーティングへ誘う。
 
eventsozai7.jpg
 
画面は、ミーティングルームへ。今回のゲームは‘SKZ-X’探偵に扮した8人が探偵力を発揮して様々なミッションを成功に導き、仕掛けられた時限爆弾を解除するというもの。マナーのよい“末っ子”探偵・バンチャン、怖がり探偵のヒョンジン、キュートな四次元探偵・リノ、ギャップが魅力の探偵・チャンビン、全部の記録を残す性質の探偵スンミン、横になったまますべてを解決する探偵のハン、探偵団の幸せ・フィリックス、マイナスの手&探偵団の長兄・アイエン――という個性派ぞろいの探偵たちが気合十分で命題に挑むが……ファンにとってはニヤニヤが止まらない設定。というのも、メンバーの実年令が逆転していて、最年長リーダーのバンチャンが他のメンバーたちに年下対応されている姿が可愛いのだ。
 
最初のミッションは“完璧なチームワーク・SKZ-X”。自分たちで設定した比率に沿うように、8人がそれぞれ設問を作っていく複雑なゲームだ。チームワークを選ぶのか、はたまた意地か選ぶかが試されるからこそ、メンバー同士のツッコミの応酬で盛り上がる。トップバッターのヒョンジンはフィリックスに「自分はかっこいいと思っている」と質問に「YES」と答え。続いてフィリックスはバンチャンに「自分一人で髪を切ったことはある?」と質問。「YES。オーストラリアにいるとき、頭を剃った」との勇ましい答えが。続いてバンチャンからアイエンへの質問は「毎日筋トレをしても、スンミンの肩には及ばないってことを知っている?」。うめきながら「YES」と答えるアイエン。その後は予想通り、暴露合戦のような展開になって、なんとかミッションクリア。お互いが親しくなければ飛び出ない質問によって、彼らのチームワークは証明された。
 
eventsozai3.jpg
2番目のクエストは“STEP OUT”。まずは指示役ひとりを除いた全員が目隠しをし、汽車ぽっぽをしながら、床に書かれた文字からはみ出さずに歩ききるというもの。ジャンケンで指示役(最後尾)はヒョンジンに決定。的確な指示で順調に歩むが…なんと、熱心さのあまり、ヒョンジンが線を踏んでしまってアウト! 二度目の挑戦でクリア。パート2はハードルがぐっと上がり、全員アイマスクで「Back Door」を踊れ、というもの。出だしは好調だったが、徐々に雲行きが怪しくなる。自分の位置を見失ったバンチャンがズレると、7人もつられて混乱状態に。最後のキメポーズは等間隔で一列のはずなのに、座り込んでいる者、汽車ポッポしている者、離れ小島に立っている者がいて失敗。5回目でようやく成功した。
 
ロックされたカバンを手に入れた8人は、絵文字で示された楽曲のタイトルをあてるクエストに挑戦してクリア。ロック解除の暗証番号“190404”をゲット。じつはこれ、メンバーにとって思い出深い数字。「(音楽番組で)初めて1位をとった日」(スンミン)。「僕が8分間も“うえーん”と泣いたあの日だね(笑)」(ハン)。カバンを開けると時限爆弾のカウントがスタート。時計を止めるためには、4回のクエストを成功させなければならない!
 
 
eventsozai4.jpg
 
まずは“SKZ-X 探偵力クイズ”。8問中3問を正解しなければならないが、難易度はかなり高い。「バンチャンの好きなソンピョン(チュソクという韓国の祭日に食べる餅菓子のこと)は?」や「幼いごろ、ヒョンジンが挑戦したけど諦めてしまった大会の名前は?」、「フィリックスの韓国名の由来は?」、「歯の矯正が終ったばかりのアイエンが最初に食べたものは?」「ハンが生まれ変わったらなりたい生き物とは?」「チャンビンが中1のとき、特技自慢大会で披露した楽曲は?」「リノが話した自分だけの美容法とは?」「デビュー前、スンミンがボーカルの先生におススメされたあだ名は?」など。マニアックなクイズにもかかわらず、全問正解!
 
続いて、STAYが投票した順位結果から質問内容を推理する、再び高難易度のクイズ。「“〇〇が一番難しそうなメンバーは?”の1位はヒョンジン、2位がハン」という質問の正解は「“品物の返品”が一番“苦手”」だった。投票理由は「ヒョンジンは、返品をされた店員さんが傷付いてしまうことを嫌がりそうだから」とか「ハンは返しに行くのをめんどくさがりそうだから」と、メンバーの性格を熟知したSTAYのコメントに、本人たちも納得していた。パートチェンジをして「Get Cool」を歌うクエストでは、普段は絶対見られない緩さが新鮮だった。いよいよ最後のクエストへ。「Boxer」のエンディングで、顔を縦一列に積み上げてポーズせよ、というもの。ハードな作業なのに一発で成功! 一番下にいたハンはさぞ重くて大変だっただろうと思いきや、「バンチャン兄さんが、僕に気遣ってヒザを立てていてくれたんだ」と感動的な話…をしているハンに、小学生のようなイタズラをしかけては脱兎のごとく逃げ出した、リノ。こんな気の置けない関係が彼らの絆の強さなのかもしれない。
 
eventsozai5.jpg
 
見事なチームワーク&推理力で爆弾を解除したメンバーたち。応援してくれたSTAYへの思いを込めて「You Can STAY」を歌い上げる。歌だけでなく、それぞれが自分の言葉でSTAYへの感謝を語るエンディング映像も。「頑張って過ごした日々の結果を、ようやくSTAYに見せることができました」(ハン)。「すごく楽しみながら準備したんだけど、みんなちゃんと見てくれたかな?」(リノ)。「STAYに言いたいことはたくさんあるのに、どう表現すればいいのかわからないけど…STAY、本当にありがとう。これからも僕と一生をともにできたらいいなと思います」(チャンビン)。「STAYが僕たちのことで笑顔でいっぱいになる日々を過ごしてほしい」(ヒョンジン) 。「今日のオンラインファンミーティングは楽しかったですか? 僕はどんな形であれ、STAYに会えてうれしかったです」(アイエン)。「愛らしい僕たちのSTAY。一緒に癒される時間が過ごせて本当に良かった。今日という日も大事な思い出になってほしいです」(フィリックス)。 (メンバーたちと)大切な思い出を作っていっていると思って本当に幸せです。ファンミで新たな姿をお見せできたと思いますが、STAYが満足してくれたら僕も幸せです。(バンチャン)「いつも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも一緒に幸せになりましょう!」(スンミン)。
 
そしてアンコールステージへ。上下黒の衣装に着替えて歌うのは、今回が生パフォーマンス初披露の「Pacemaker」。“いつだって君と一緒だ”というSTAYへのメッセージを強く感じた。息の上がった声で「今日は“爆弾の解除だけする”って聞いていたのに、こんなにたくさんのことをやるとは……」(チャンビン)とぼやくも、STAYの応援コメントが続々と寄せられ、嬉しそうだ。「直接会えない日々が続いているけど…STAYが僕の側にいるし、僕たちもSTAYのそばにいるから心配しないでください」(バンチャン)。「オンラインステージになかなか慣れなくて…それだけSTAYに直接会いたかったみたいです」(ヒョンジン)。「昔のステージを準備していたら、懐かしい気持ちになりました。次は直接お会いしましょう!」(スンミン)。そしてバンチャンが世界中のSTAYに向けて英語で挨拶も。 STAYに向けて英語で挨拶した後、「My Pace」MV再生回数がファンミーティング当日の朝に1億回を突破したというビッグニュースを報告し、STAYに感謝の気持ちを伝えた。歓びに沸く中で場面がスイッチ。すると、愛らしい動物の着ぐるみを着た8人(=SKZOO)が姿を現す。愛らしい動物たちが真面目に熱唱する「God’s Menu」で、本公演は幕を閉じた。「何を選んでも五感を満足させるでしょ?」という詞の通り、最後の最後までとことん魅せてくれたのだった。
 
eventsozai6.jpg
 
‘SKZ-X’探偵団はSTAYの心を見事に推理した。コロナ禍でメンバーに会えない日々を送っていたSTAYが待ち望んでいたもの。その全てが詰め込まれた宝石箱のように、優しさと輝きに満ちた公演だった。

関連リンク

このアーティストの関連記事

RANKINGアクセスランキング

データを取得できませんでした

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻