俳優・窪田正孝が主演中のドラマ NHK連続テレビ小説『エール』(月~土 午前8:00 総合ほか ※土曜は1週間の振り返り)。
本作は、「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」など生涯で約5000曲を生み出した作曲家・古関裕而と、歌手としても活躍した妻の金子をモデルにした作品。
窪田正孝が演じる古山裕一を主人公に、戦前、戦中、戦後を生き抜き、数多くの名曲を生んだ天才作曲家と、二階堂ふみ演じる、彼とともに歩んだ妻・音の姿が描かれている。
そんな古山裕一役を演じる窪田を昨年9月のクランクイン時から今年10月のクランクアップ当日まで約1年間密着し続け、撮影中の貴重なインタビューや様々な姿が収められた、ドラマ『エール』の関連本であるドキュメンタリーブックが12月4日(金)に発売される。
この度、正式タイトルが発表され、『Vreath -Documentary of 窪田正孝 in エール-』に決定。
タイトルにつけられた「Vreath」の意味は、窪田自らが発案したもの。
インタビューの中で、「Breathは息継ぎという意味ですけど、呼吸をすることや息をすることって、音楽だけじゃなくて生きているということにもつながるじゃないですか。僕の中で『音楽』と『人生を生きていくこと』が結びついたのと、音楽記号で息継ぎのことを楽譜で『V』と表現するので、自分なりに造語を作ってみてもいいんじゃないかな、と思って『Vreath』にしました」と語られている。
窪田自身がこれまであまり見せたことのない“撮影現場での姿”に密着して撮り溜めた写真や、ドラマ撮影の合間に本誌のためだけに撮影した写真の数々が収録される。
また撮影中、幾度にも渡り敢行したインタビューは、役柄の成長と共に変化していく気持ちを定点観測したものとなっていて、コロナ禍での撮影についてのこと、『エール』をきっかけに考える役者人生など、その時々での気持ちを記録。
撮影終盤、最終台本を手にした窪田の思いを綴ったロングインタビューも併録されている。
また、約1年間の撮影を終えた瞬間の、晴れやかな表情を収めた貴重なカットや、クランクアップ直後の気持ちを語った、ここでしか見ることのできないインタビューも収録。
さらに、共演者である二階堂ふみや演出・吉田照幸からの窪田への手紙、そして、窪田からの自身が演じた役である古山裕一への手紙など、本書ならではの企画コンテンツも見所だ。
窪田が約1年もの間、『エール』の世界に真剣に向き合い続ける姿、その記録を一冊に凝縮した、自身初となるドキュメンタリーブックとなっている。
撮影を務めたのは、これまで窪田のフォトブックやカレンダーを数年にわたり手掛けてきた写真家・齋藤陽道。
読者がまるでドラマの裏側に実際に入り込んだかの様な没入感を感じることのできるビジュアルの世界観、撮影現場の雰囲気などをより近くに感じることのできる窪田の多面性溢れる表情や親しみを感じる独特な距離感のカットなど、本作ならではの貴重なショットが満載。
初公開された表紙は、窪田演じる古山裕一と二階堂ふみ演じる妻・音が二人思い出の地を巡り、砂浜でデートするシーンの一幕を思わせる切なさ漂う美しいビジュアルをベースにデザインされたもの。
そのほか、公開された収録ページは、野球場での撮影シーンを収めたメイキングカットや、裕一が福島の実家・喜多一呉服店で楽譜を書いていた頃の、撮影現場の裏側を感じられるオフショット、また放送当時にも話題となった肉体美が覗く艶っぽいランニング姿など、密着ドキュメンタリーという本作ならではの企画ゆえに収めることのできた貴重なシーンの数々が切り取られ、収録されている。
現在、全国書店、Amazonほかオンライン書店にて本作の販売予約受付中。