今年メジャーデビュー20周年を迎えながら、これまでノンストップで活動を重ね、日本のロックシーンの最前線に立ち続けるロックバンド・POLYSICS。彼らが2021年1月にスタートするTVアニメ『はたらく細胞BLACK』の主題歌を担当することをロックフェスのステージで突然発表した。
また、その楽曲のゲストボーカリストとして発表されたキュウソネコカミのヤマサキセイヤがPOLYSICSのステージに飛び入り出演。2組による主題歌「POLYSICS『走れ！with ヤマサキセイヤ（キュウソネコカミ）』」が初披露され、まさかのコラボレートを目撃した観客の興奮は最高潮に達した。
今週末に開催されたロックフェスティバル「BAYCAMP 2020」のステージで、突如ライブ中のPOLYSICSが放り込んだ「新曲完成！」「タイアップ決定！」「ゲストボーカルあり！」「キュウソ・ヤマサキセイヤ登場！」「新曲初披露！」という畳み掛けるコンボに、観客エリアは騒然。
（初披露なので）当然、まだ誰も聴いたことがない楽曲にも関わらず、POLYSICSハヤシとヤマサキセイヤが織りなすハイテンションなツインボーカルが印象的な新曲に対して、観客エリアとステージが一体となる、これぞロックフェスという光景が繰り広げられた。
彼らが主題歌を担当するのは、飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足といった、不健康で＜ブラック＞な身体の中を職場として、休むことなく過重労働に立ち向かう細胞たちを描くTVアニメ『はたらく細胞BLACK』。
これまで20年以上、まるで身体の隅々に酸素を運ぶ赤血球のように、日本全国津々浦々のライブハウスにオリジナリティ溢れるサウンドを届けてきたPOLYSICS。そして彼らとキャリアは異なれど、同じく各地のライブハウスを転戦し、時にはツーマンライブを行うなど交流も深かったキュウソネコカミ。なお、ヤマサキセイヤが個人名義でメジャー作品に参加するのは、今回が初となる。
このロックバンドのエネルギーに満ち溢れた2組による共演とあって、主題歌「走れ！with ヤマサキセイヤ（キュウソネコカミ）」は、聴く人誰にも宿る細胞たちのはたらきを更に活性化させることになりそうだ。
この発表を機に、POLYSICSのオフィシャル写真もリニューアル。昨今の世情を汲んだ「安全な三蜜」を表すかのような写真は、ヤマサキセイヤのアーティスト写真（銅像）との対比を見るに、今回の2組のコラボレートが必然であることを納得させる。また明日23日（勤労感謝の日）には、POLYSICSメジャーデビュー20周年の「勤労」を支え続けるファンに「感謝」して、歴代のミュージックビデオがYouTubeにて一挙公開されるとのこと。
また23日には、ABEMAにて、特別番組『いっしょに「はたらく細胞」ステーション』が独占配信されるとのこと。この新曲が一部オンエアされるという噂もあり、「BAYCAMP 2020」で突如サプライズ発表された情報の詳細を知りたい方はチェックしよう。
photo：Viola Kam (V'z Twinkle) @vizkage
Live Info.
Zher the ZOO YOYOGI 15年間ありがTOISU!!! （2days 4公演）
会場：代々木 Zher the ZOO
<vol.1> 12月19日（土）OPEN 14:30 START 15:00
<vol.2> 12月19日（土）OPEN 19:30 START 20:00
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※Vol.4のみ配信あり
