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トップニュースポール・ウェラーが共同編集者として関わったザ・スタイル・カウンシルの決定版グレイテスト・ヒッツが10月30日リリース、UKでは同日にドキュメンタリーが放送

ポール・ウェラーが共同編集者として関わったザ・スタイル・カウンシルの決定版グレイテスト・ヒッツが10月30日リリース、UKでは同日にドキュメンタリーが放送

2020.09.14

Long Hot Summers The Story of The Style Council.jpg

ポール・ウェラーが最初のバンドであるザ・ジャムを全盛のうちに解散し、1983年3月にミック・タルボット、D.C.リー、スティーヴ・ホワイトと結成して新たな音楽領域へと前進したポップ・グループ、ザ・スタイル・カウンシル。
その数々の大ヒット曲をすべて収録した決定版となる待望のアンソロジー『ロング・ホット・サマーズ:ザ・ストーリー・オブ・ザ・スタイル・カウンシル』(Long Hot Summers: The Story of The Style Council)が、10月30日にリリースされる。ポール・ウェラー自身が共同編集者として関わり、アビイ・ロード・スタジオでリマスターされた。
 
このアルバムのタイトルにもなった「ロング・ホット・サマー」(Long Hot Summer)、TOP 5入りしたデビュー曲「スピーク・ライク・ア・チャイルド」(Speak Like a Child)、そして「ユーアー・ザ・ベスト」(You’re The Best Thing)、「マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ」(My Ever Changing Moods)、「シャウト・トゥ・ザ・トップ」(Shout To The Top)などの名曲の数々と、未発表の2曲「マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ」のデモ・バージョンと「ホワイトハウスへ爆撃」(Dropping Bombs On The Whitehouse)のエクステンデッド・バージョンが収録される。
 
アルバム発売日の10月30日には、同タイトルのドキュメンタリーがスカイ・アーツ(UKのTVチャンネル)で公開される。このドキュメンタリーではバンドの重要メンバー全員と、ファンやコラボレーターへのインタビューが特集されている。
 
ザ・スタイル・カウンシルは、クリエイターの象徴だった。ポール・ウェラーはスマートで、大胆不敵で、斬新で、社会的良心に対してポップ・ミュージックの可能性を押し広げることをまったく恐れなかった。彼らは新たなサウンドを探し求めてこれまで触れたことのない世界を旅し、ブルーノート・ジャズやシカゴ・ソウル、クロード・ドビュッシー、エリック・サティ、シカゴ・ハウス、ジャック・ブレルなど、幅広い音楽的影響を取り入れた。チャート入りした多くのヒット曲とともに、ザ・スタイル・カウンシルは瞬く間に80年代を特徴づけるポップ・バンドのひとつになった。
またその頃、マーガレット・サッチャーが政権を握った10年間の中で、1984年から1985年に起こった鉱山労働者のストライキが頂点に達しており、その状況で活動家の言葉で語られるウェラーの歌詞は、とても力強く説得力を持っていた。4枚のアルバムと17曲のシングルをリリースしたザ・スタイル・カウンシルは、プログレッシヴでソウルフルなポップと社会的論評のスタンダードと化した。そしてそのすべてが、このアンソロジーに収められている。
 
なお、ポール・ウェラーは、今年7月に最新アルバム『オン・サンセット』をリリースしており、キャリア通算7枚目の全英1位を獲得、1980年代~2020年代の連続した5つの年代でアルバムが1位を獲得するという、ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、デヴィッド・ギルモアに並ぶ記録を打ち立てた。
 

商品情報

ロング・ホット・サマーズ:ザ・ストーリー・オブ・ザ・スタイル・カウンシル

2020年10月30日(金)発売
UICY-15943/4
3,600円+税
日本盤のみSHM-CD仕様 / 未発表(別バージョン)2曲収録(*)

【収録曲】
《Disc 1》
01. ヘッドスタート・フォー・ハッピネス Headstart for Happiness
02. ロング・ホット・サマー Long Hot Summer
03. マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ My Ever-Changing Moods
04. タンブリング・ダウン Walls Come Tumbling Down!
05. パーティー・チェインバーズ Party Chambers
06. ウォンテッド Wanted (or Waiter, There's…)
07. シャウト・トゥ・ザ・トップ Shout to the Top!
08. イット・ジャスト・ケイム・トゥ・ピーセズ・イン・マイ・ハンズ It Just Came to Pieces in My Hands
09. カム・トゥ・ミルトン・キーンズ Come to Milton Keynes
10. ホワイ・アイ・ウェント・ミッシング Why I Went Missing
11. ウェイティング Waiting
12. ゴースツ・オブ・ダカウ Ghosts Of Dachau
13. ダウン・イン・ザ・セーヌ Down in the Seine
14. ザ・パリス・マッチ The Paris Match
15. ボーイ・フー・クライド・ウルフ Boy Who Cried Wolf
16. トップ・ピープルズ・ヘルス・ファーム Life at a Top People's Health Farm
17. ホームブレイカー Homebreakers
18. ホワイトハウスへ爆撃(エクステンデッド・ヴァージョン) Dropping Bombs On The Whitehouse (Extended version) *
《Disc 2》
01. スピーク・ライク・ア・チャイルド Speak Like a Child
02. ロジャーズ The Lodgers (Or She Was Only…)
03. マネー・ゴー・ラウンド Money Go Round
04. ユーアー・ザ・ベスト You're the Best Thing
05. シー・スルー・イット・オール・アウェイ How She Threw It All Away
06. マン・オブ・グレイト・プロミス A Man of Great Promise
07. ザ・ピカデリー・トレイル The Piccadilly Trail
08. ソリッド・ボンド・イン・ユア・ハート A Solid Bond in Your Heart
09. オール・ゴーン・アウェイ All Gone Away
10. スウィート・ラヴィング・ウェイズ Sweet Loving Ways
11. プロミスト・ランド Promised Land
12. エヴァ・ハッド・イット・ブルー? Have You Ever Had It Blue
13. イット・ディドゥント・マター It Didn't Matter
14. スピン・ドリフティング Spin' Drifting
15. ヒアズ・ワン・ザット・ガット・アウェイ Here's One That Got Away
16. ア・ウーマンズ・ソング A Woman's Song
17. チェンジング・ザ・ガード Changing of the Guard
18. マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ(デモ) My Ever-Changing Moods (Demo) *
19. シャウト・トゥ・ザ・トップ(インストゥルメンタル) Shout To The Top (Instrumental)

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