株式会社文藝春秋発行のビジュアル・スポーツ総合誌「Sports Graphic Number」は、 創刊40年で初めて将棋を特集した1010号「藤井聡太と将棋の天才」の3度目の増刷(計4刷、 3万部)を決定。 これまでの2刷3万部(3日)、 3刷5万部(4日)と合わせ、 同号の発行部数は、 合計23万部。 発売前、 同号の予定刷部数は、 11万5000部。 発売前の反響を受け、 急遽12万部発行としましたが、 今回の増刷によって、 当初予定の2倍の発行部数に到達したことになる。
同誌が23万部以上を発行するのは、 サッカーW杯ドイツ大会直後に発売した660号「オシムの全貌」(2006年8月24日発売、 25万部)以来、 14年ぶり。 660号の後に22万部を発行したのは、 2009年にWBC連覇を達成した野球日本代表特集号、 2010年のサッカーW杯プレビュー号、 2011年のアジア杯を制したサッカー代表特集号、 2014年のサッカーW杯プレビュー号などがありますが、 今号はこれらを上回る発行部数。 4刷は、 2015年のラグビーW杯臨時増刊以来、 史上2度目の試み。Number初の将棋特集は発売前から大きな話題を呼び、 発売されると同時に売り切れ店が続出。
「Number」編集長・宇賀康之のコメント
「読まれたら刷り返す、 倍増刷です。 増刷決定後も続々と届く『将棋特集、 どこも売り切れてて残念。 早く読みたい』との声に少しでも応えるべく、 さらなる増刷を決めました。 読者の皆様には、 感謝しかありません。 今後もより一層喜んでいただける続編をつくって、 恩返しをしたいと、 編集部員一同、 決意を新たにしております」
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