「クリエイターズ・ファイル」は、 お笑い芸人・ 秋山竜次(ロバート)扮するさまざまな分野のクリエイターにインタビュー取材を行う連載企画。 2015年4月に企画開始、 これまで60人以上のクリエイターを紹介してきた同企画が、 2020年1月より「月刊ザテレビジョン」に移籍。 誌面も「月刊ザテレビジョン」に合わせたA4ワイド版に拡大し、 さらにパワーアップしている。
今回は、 世界的ペイント・アーティスト、 HACCHOの東京・練馬区のアトリエへ。 絵はキャンバスには描かず、 乗り物や店舗などストリーとに溶け込むものに描くことを信条とし、 健康ランドや葬儀場などに色を塗ってきたと語る。 その制作スタイルは、 飛んだり跳ねたり回転したり、 手で色を塗ったりと豪快だ。 実家が八丁味噌の蔵で、 小さいころから「八丁」と呼ばれていたというHACCHOは、 「少年時代は暴力、 窃盗は日常茶飯事でしたね」と回顧。 「家の味噌蔵の仕事を手伝ったとき、 手に付いた八丁味噌を蔵の白壁になすりつけたんです。 反発の気持ちで」と創作の原点を明かす。 今でもペンキには2%の味噌を混ぜているというHACCHO。 86人目のアシスタント・リコさんとの公私にわたるパートナーシップについても語る。
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